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感じる力

 今日の給食は、「揚げ豆腐のそぼろあん」、「切り昆布の混ぜご飯」、「八杯汁」です。

  「揚げ豆腐のそぼろあん」は、調理員さんが一つ一つ豆腐を揚げて、野菜やお肉の栄養がとれるあんをたっぷりとかけてくれました。「八杯汁」はいわきの郷土料理で、調理員さんが昆布と鰹のだしを丁寧にとり八種類の具材を入れて作ってくれました。

 

 どれも調理員さんが心を込めて手作りしてくださった、優しい味付けのお料理です。最近、コントラストの強いはっきりとした味付けの料理が主流になっているように思います。今日のような料理を日頃から食することにより、素材の持つほのかなな風味やだしの風味、微妙な隠し味などを感じる力、そして、じっくりと味わって食べる習慣が身につきます。

 これは、人間関係を築く上でも大切なこと。自己主張が強く目立つ人も多い中、そうでない人にも良いところは沢山あります。そんなことを感じる力も大切であると、調理員さんから教えていただいたような気がします。