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答えのない問いに向き合う~生徒も保護者も先生も考えました!~

 今年度最初の授業参観を行いました。

教科は道徳です。

はじめに、教科書にある「父のひと言」を読み、みんなで話し合いたい「問い」を決めました。

決まった問いは「本当にやりたいことと、今していること、どちらを大切にするべきか?」

話したい時は挙手します。無理に話す必要はありません。

挙手した人にこの猫ちゃんが渡され、持っている人が話をします。他の人は、その話に耳を傾けます。

皆、はじめは題材に書いてあることがらをもとに自分の考えを話していたのですが、他の人の発言も手がかりにどんどん思考が深まっていきます。「責任を果たすことが大切」「いや、責任を果たすためというのは表面的で、本当は、自分が本当にしたいことに気付くことが大切なのでは・・・」 ここでは生徒、保護者、教師全てが一人の「考える人」 考えれば考えるほど難しいです……道徳に正解はない。「問い」について、深く・じっくり考える時間となりました。

御家庭で、話題にしてみるのもいいですね!