専門研修
9月19日(火)、ICT活用講座④を実施しました。ICT活用の入り口となる「実物投影機」の活用と、ゴールともいえる「タブレットPC」の活用について、実際の使用や模擬授業体験等を通して学んでいただきました。
参加された先生方からは、「活用例を数多く知ることができてよかった」「実際に操作を通して学ぶことができて、活用意欲が湧いた」などの感想が聞かれました。
特に今回は、事務の先生方にも3名ご参加いただき、大変意欲的に研修をしていただきました。「予算執行を促すだけでなく、自分自身が活用方法を知ったことで、具体性のある提案をしていきたい」という感想を事務の先生からいただけたことは、先生方にとって、とても心強いことではないかと思います。


8月22日(火)放射線等に関する教育研修が行われました。
はじめに「放射線等に関する教育の計画」について、学校教育課 大井川 指導主事、総合教育センター 小泉 研修調査室長 より講義していただきました。指導計画を学校全体で組織的・計画的に進めることや、計画の改善について改めて考えることができました。
続いて、福島県教育庁義務教育課 國井 博 指導主事から「放射線等に関する教育の現状について」ご講義をいただきました。東日本大震災当時の資料や指導資料の活用についてわかりやすくお話をしていただきました。さらに、環境再生プラザの方より、紙芝居などのわかりやすい資料の紹介などを行っていただきました。
午後には、日本科学技術振興財団 科学技術館 掛布 智久 先生より、演習を交えながら、実際に授業に生かせる内容を学ばせていただきました。
研修された先生方には、本日学んだことを生かして、各校で工夫しながら実践していただきたいと思います。
【霧箱の実験の様子】
7月21日(月)いわき市教育委員会 幼稚園新規採用教員研修一般研修②③が行われました。
はじめに、「障がいのある園児の理解と指導」ということで、総合教育センター 岩﨑 指導主事より、特別に支援を必要とする園児に対する対応策について具体的に話をしていただきました。
次に、学校教育課 阿部 指導主事から、「指導案等について」ということで、ご講義いただきました。見通しを持って、事前に準備をしておく必要性、園児の実態を把握しておくことの大切さなどについてお話をしていただきました。
また、「家庭との連携、保護者会の在り方」についてもわかりやすく説明していただき、研修者も真剣に話に聞き入ったり、グループで積極的に協議を行ったりしていました。
最後に、「園具、教材、教具の活用と教材の作成」について、いわき市教育委員会委嘱指導員の吉田 指導教諭、大平 指導教諭から、園児とともに作成できる教具や、一緒に活動できる運動などを紹介していただきました。
午前・午後をとおして、充実した研修を行うことができました。
初任者研修・新規採用養護教諭研修「カウンセリング研修」を実施しました。
午前中は、まず、いわき市教育相談員の金子美津子先生より、カウンセリングマインドを生かした教育活動についての講義がありました。「あなたなら大丈夫、という『信号』を送れる教師になりましょう」という言葉が強く心に残ったとの感想が聞かれました。
次に、当センター教育支援室の廣原哲指導主事より、教育相談と生徒指導、カウンセリングとコーチングの違い、カウンセリングの基本技法等について、講義がありました。ここでは、「教師は教科指導のプロでありたいが、それ以上に人間関係づくりのプロでありたい」という言葉が強く心に残ったとの感想が聞かれました。
午後は、自己理解を図るためのエゴグラム性格診断に始まり、構成的グループエンカウンターやソーシャルスキルトレーニングなど、様々な演習を行いました。カウンセリングマインドとはどういうものか、人間関係づくりの手法にはどのようなものがあり、自分の学級にどのように活かしていけるのか、実際に体験しながら学びました。

まもなく始まる新学期に向けて、子どもたちの姿を思い浮かべながら、こんな言葉かけをしてみよう、こんな手法を取り入れてみようと、先生方は具体的な目標を立てていました。
初任者研修には、2日間のカウンセリング研修が位置づけられています。この2日間で学んだことを、2学期からの児童生徒との関わりの中で活かしていただければと思います。