職能研修Ⅰ


1月25日(木)には、筑波大学附属小学校 副校長の田中博史先生を講師にお迎えして、研修主任研修が行われました。研修主任の抱える苦悩に寄り添い本音を引き出す協議の展開や、抜本的なアイディアを次々と提案する講義内容に、参加された先生方からは「あっという間の2時間だった」という声が多く聞かれました。
感想用紙からも「当たり前を問い直す、という視点を学ばせていただいた」「次年度に向けて明日から準備を進めたい」といった前向きな声がたくさんあがりました。各学校における校内研修が、次年度以降もさらに充実したものになることを期待しております。
初任者研修
専門研修
1月17日(水)授業力向上講座Ⅲ中学校・社会を総合教育センターにて開催しました。
筑波大学附属中学校から関谷 文宏 先生をお招きし、ご講義いただきました。
関谷先生からは、
「学力の3要素を中学生はどう捉えられるか」
「『深い学び』を実感させる授業の工夫」
「高校入試問題で問われる作問力の課題」
など演習を交えながらご講義いただきました。
特に、 作問の演習では、問題が曖昧になることで正解が多数になってしまったり、問題中の図の必要性がなかったりする事例など、実際の入試問題や様々な資料をもとにわかりやすくご指導していただきました。
参加者からは、「深い学識にもとづく多様な見方・考え方について学ぶことができました」「毎回様々な資料や疑問を投げかけていただき、楽しく学ぶことができました」「社会科の教材のとらえ方、歴史的な視点、批判的な思考など今まで自分が意識していなかった考え方や方法に触れることができました」などの声が聞かれました。明日からの授業のヒントをたくさんいただきました。関谷先生、ありがとうございました。


その他の研修
1月16日(火)授業力向上講座Ⅲ中学校・理科を開催しました。
筑波大学附属中学校から新井 直志先生をお招きし、中央台南中学校を会場に、「思考力・判断力・表現力を高める授業の工夫」というテーマでご講義いただきました。
新井先生からは、理科授業で心がけていることや新学習指導要領への対応、実験・観察をとおした「考える練習」を行っていただきました。
「考える練習」では、生徒がなかなか表現することができない「情報」と「予測」について、グループでの活動をとおして研修者が学ぶことができました。
参加者からは、「教師がまず楽しむこと、そこから、子どもたちに理科の楽しさを伝えていきたいと思う。」「研修が終わってみて、自分自身が『進んで思考』し、『やる気を引き出された」「貴重な学びの場であり、普段の教材研究では見えてこないところが見えるのでとてもありがたい。」などの感想がありました。