川前小・中学校にようこそ!

 川前小・中学校は、いわき市北西の山間部にあり、多くの滝や渕が変化に富んだ美しい景観をつくる『夏井川渓谷県立自然公園』の上流に位置しています。
 令和3年4月現在、小学生1名と中学生2名の全校児童生徒3名が在籍する小・中併設の公立学校であり、小規模校の利点を生かし、きめ細やかな小中一貫の教育を目指しています。

【令和元年度の台風19号による交通規制のお知らせ】

 台風19号による路面崩落により、大型車が県道41号線(小野四倉線)の小川高崎~川前間を通行できません。来校される際は、道路状況や経路の確認した上で、おいでください。

日誌

役者デビュー!?

2020年1月27日 16時13分

2月2日(日)川前小・中学校多目的室にて、“劇団ごきげんよう”の皆様による川前を題材にしたお芝居が上演されます。


そこで、川前小中の子どもたちが声の出演をすることになりました。

 

1月27日(月)、演出家の永山さんとアリオスの萩原さんが川前小中を訪れ、声の収録が行われました。

小学生時代の主人公の友達役をそれぞれ割り当てられた一同。

 

最初に自己紹介をして、緊張をほぐし…、いざ録音です!

「声がまっすぐ届くように、台本の位置を下げてみよう!」
「普段の会話をするときみたいに、セリフを待たずにかぶせるくらいの気持ちで!!」
と、演出までつけていただき、無事録音することができました。

 

子どもたちの無邪気な声が、お芝居にどのように登場するのでしょうか…。
当日をお楽しみに!

詳細はこちらをご覧ください。

https://iwaki-alios.jp/cd/app/?C=event&H=default&D=02622

用務員さん ご退職

2020年1月27日 11時57分

1月24日(金)、この日をもって退職する本校用務員の別れの会が開かれました。

校内の美化はもちろんのこと、子どもたちの様々な活動を陰ながら支えていただきました。


草花の定植では、講師として子どもたちへ草花の扱い方を丁寧に教えてくださったり、


小学3年生の理科の授業や社会の授業でも、ゲストティーチャーとして様々な生活の知恵を授けてくださいました。


別れの会では、子どもたちが用務員さんとの思い出をふり返り、感謝の想いをそれぞれ述べました。

 

その後、全員で花道を作りお見送りをしました。

 これからは学校の外から私たちを見守っていただければ幸いです。

これまで本当にありがとうございました。

3学期スタート!

2020年1月8日 13時39分

1月8日(水)
いわき市街は雨模様の朝でしたが、川前はなんと雪景色です。

久しぶりに登校した子どもたちは「明けましておめでとうございます!」と元気なあいさつをして3学期のスタートを切りました。
小中学生4名、全員出席です。

 

始業式では、校長先生からこのようなお話をいただきました。

「初夢に出てくると縁起が良い物があります。
 “一富士二鷹三茄子、四扇(しおうぎ)五煙草(ごたばこ)六座頭(ろくざとう)”
 これらには「無事・不死、高まり、成す、繁栄、運気上昇、怪我なし」などの意味があるので縁起が良いのです。


 こんなお話をしたのも、みなさんが怪我なく無事に過ごせて、何かを成し遂げ、自分自身を高めて大きく成長する一年であってほしいと願うからです。
 そのためにも、みなさんには何を成し遂げるべきかしっかりとした目標を持ってほしいと思います。」

 

また、代表生徒が3学期の抱負を発表しました。


「2学期の反省を生かし、学校生活はもちろん家での生活に気をつけたいと思います。
 みなさんの前で宣言したので、やり遂げて見せます!」


それぞれが自分の目標に向かって、気持ち新たにスタートを切ってほしいものです。

 

始業式の後は、愛校清掃です。
いつも全校集会や講座で使っている会議室を清掃しました。

なかなか普段清掃できない場所だったので、真っ黒になったぞうきんにびっくり。
新学期の始めに気持ちの良い汗をかくことができました。

 

本年も川前小中学校職員一同、教育活動にまい進いたします。
令和2年も、なにとぞよろしくお願いいたします。

2学期終業式

2019年12月24日 10時56分

12月24日(火)、2学期の最終日です。


終業式を迎える前に…、通常授業が1時間行われました。
中学生は先生方も交えて体育です。


一汗もふた汗もかいた後は、全校一斉愛校清掃を行いました。


普段お世話になっている廊下・階段を中心に、ここでも汗が出るまで頑張りました。


さっぱりした校舎で終業式を行いました。
校長先生から、


「2学期は“ありがとう”の気持ちを持って過ごせましたか?
 これからも自分を支えてくれる人に対して“感謝”の気持ちを持つと、応援してくれる人が増えていきますよ。」
というお話をいただきました。

 

また、児童生徒代表で小学3年生が2学期の反省を発表しました。

「2学期は頑張ったことがたくさんありました!」

はきはきと元気よく発表することができました。

 

長い2学期を振り返ってみると、たくさんの行事があり、子どもたちはその一つ一つの活動に全力で取り組んでいました。
みんなで協力した玲瓏祭や敬老会の発表、他校との交流を深めた正月飾りつくりなど、たくさんの経験は子どもたちを大きく成長させてくれました。

子どもたちの力が十分に発揮できたのは、地域の皆さまや保護者の皆さまのご協力や応援があったおかげです。
行事で忙しい中、日々の学習や規則正しい生活を送ることが難しかった時期もありましたが、先生方の教えを良く守り乗り越えることができました。

 
明日からは冬休み。子どもたちには充実した毎日を過ごしてほしいと思います。
そして1月8日には、子どもたち全員元気な姿で3学期を迎えたいものです。

“合同ふるさと学習”~正月飾りつくり~

2019年12月13日 15時08分


12月13日(金)、2学期の一大行事の一つ「正月飾りづくり」が行われました。
昨年度までは、川前小中で「門松づくり」を行っていましたが、今年度からは、桶売中の正月飾りづくりに合流して取り組むことになりました。

桶売中学校の皆さんと一緒に、地域の伝統にふれながら、郷土を愛する心を育みました。

 

正月飾りの材料は、わら、松、榊、幣束です。

桶売中に着いた子どもたちは、地域の皆さんに教わりながら、今日の作業で一番の難所となる“縄もじり”に、取りかかりました。

最初は「全然できない……。」と言っていた子どもたちも、

分からないポイントを聞きながら、少しずつコツをつかんでいきました。


垂れの部分も編み込んで、わっかにします。


慣れてくると自分の力で作れるように。


「私は4つ作れたよ!」
「僕は7つめ!!」
と、子どもたち同士の交流も!

しかし気づくと、一同黙々と作業に没頭…。

3時間ほどで150個の飾りを作ることができました。


榊や幣束をつけた飾りを松に通して…完成です!!

 

作業を頑張った後は、みなさんと一緒にお弁当を食べ…、

川前小中に戻ってきた一行は、一人暮らしのお年寄りのお宅へ正月飾りをお届けに向かいました。

「良いお年をお迎えください!」と心を込めて一軒一軒お伺いしてお届けしました。

地域の皆さんの「ありがとう」の笑顔に、心が温まりました。

 


ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

薬物乱用防止教室・健康教室・消費者教育

2019年12月12日 13時46分


今年度は外部講師を招いた講座を通して、多様な教育活動に力を入れています。
今回は、これまでの講話(教室)の様子をまとめてお届けします!

 

11月11日、小白井中学校にて、川前中・桶売中・小白井中の3校合同の薬物乱用防止教室が実施されました。

いわき市保健所薬剤技師の木村祐一様をお招きし、薬物や「たばこ」の危険性・依存性について講話いただきました。

「薬物に一度でも手を出すと、脳が破壊され、一生逃れられない苦しみを味わいます。」

薬物のレプリカや、たばこ一箱吸った場合のタールの量を見せていただきました。

薬物依存による影響を映像や講話から学び、子どもたちは薬物についての理解を深めていました。

 


11月27日、県の「食習慣・肥満等の健康教育に係る専門家派遣事業」を活用し、かしま病院の医師 藤原学先生にお越しいただき、肥満などの生活習慣病改善・予防対策についてお話しいただきました。


保護者の皆さま、地域の皆さまにもお声かけし、一緒に受講。

 

「太っているって良いことなのかな…?」
という投げかけから講座は始まりました。

 

福島県は全国平均に比べ、肥満傾向時の出現率が高いとのこと。
そして、子どもの肥満は大人になっても肥満になる確率が高く、それによって高血圧や糖尿病、さらには脳卒中や心筋梗塞などを引き起こし、健康寿命が短くなってしまうそうです。

それを聞いて少しずつ表情がこわばる子どもたち…。

「では、健康に過ごすための3つの柱を学んでいきましょう!」

≪健康を支える3つの柱≫
① バランスの良い食事
② 一日60分間の運動
③ 規則正しい生活・休養

栄養バランスと食事のリズムを整えた食生活、適度な運動、8時間以上の睡眠、といった規則正しい生活習慣を身に付けることが大切だそうです。
生活習慣を変えることは簡単なことではありませんが、少し意識を変えて、健康を維持する生活を心掛けていきたいものです。

 


11月29日、いわき市消費者教育推進計画に基づき、市消費生活センターのコーディネーター本田裕子先生にお越しいただき、中学生を対象とした講話をいただきました。


「皆さんは18歳で成人します。
 18歳から大人としての責任が発生してしまうため、“契約に関するトラブル”について学習していきましょう。」


現代社会は日常生活のすべてが“消費生活”
そこで生きる消費者に起こりうる様々なトラブルについて、クイズ形式の講話を通して理解を深めました。

“契約”は「申し込み」と「承諾」があれば口約束でも成立するため、誰もがトラブルに巻き込まれる危険性があります。

マルチ商法や、欠陥商品による損害、オンラインゲームの高額請求などに対する対処法を教えていただきました。

かしこい消費者になるために、正しい知識を身に付けることができました。

 

 

それぞれの講座を通して、様々な価値観や知識・技能を持った人たちとふれあうことができました。

子どもたちが多様な人間関係を構築していく上で大きな経験になったと思います。

お忙しい中足をお運びくださった講師の皆様、ありがとうございました。

土曜授業~ヘタでいい・ヘタがいい~

2019年12月7日 11時06分

12月7日(土)、土曜授業がありました。
1時間目の通常授業を終えて、子どもたちは美術室へ移動…。

今日の2時間目は「いわきまなびあいバンク~市民講座~」から、日本絵手紙協会公認講師の木村恵子様を講師にお招きし、「『ヘタでいい・ヘタがいい』楽しい絵手紙」教室を開きました。

保護者の皆さま、地域の皆さまにもお声かけし、総勢16名で講座を受講しました。

絵手紙の極意は、「下手ではなく、“ヘタ”」
自分の心をそのまま表現し、他人と比べないことだそうです。

筆遣いの練習をしてから、実践です!
最初は基本のピーマンから。

ピーマンのへたの部分から描き始め、どこかがはみ出すようにダイナミックに描いていきます。
下描きなしの一発勝負。
みんな真剣です…。

心を込めた言葉を書いて…、それぞれ味のある一枚が仕上がりました。

「自信がなかったけれど、みんなから『上手!』と言ってもらえて嬉しかった!」
「普段は大きく描くのが苦手だけれど、今回は大きく描けて良かった!」
と、子どもたちも満足げでした。

保護者の皆さまや地域の皆さまと交流しながら活動することができ、有意義な土曜授業となりました。

木村恵子様、お忙しい中ありがとうございました。

そば打ち教室を実施しました。

2019年11月22日 14時52分

 22日(金)は、川前そば打ち研究会から2名の講師(矢内様、吉田様)をお招きし、「そば打ち教室」を行いました。川前の子ども達は、小学1年生からこの授業を通して、毎年そばを打っています。   

 今年は、天候や台風の影響で川前産のそばの収穫量が減少し、「川前そば祭り」も震災があった2011年に続き2度目の中止となるなどこの川前地区において大きなダメージを受けた年でした。

 しかし,中学3年生にとっては最後のそば打ち教室となるため、『おいしいそばを作るぞ!』と意気込んで臨んでいました。

 打つのは少し大変でしたが、そば打ち研究会の方々のお力を借りながらおいしく作ることができ、楽しい時間を過ごすことができました。

避難訓練~火災~

2019年11月18日 16時00分

11月8日(金)
避難訓練がありました。
今回は子どもたちに予告をしない避難訓練。
放送が鳴らないトラブルに見舞われましたが、子どもたちは先生の指示に従い、落ち着いて避難することができました。

 

避難後は体育館に移動し、川前分遣所の方からご指導をいただきました。

「今年は“京アニ”火災事件がありました。
 火災で亡くなる方の多くが、一酸化炭素中毒によるものです。」

 

このことを受け、分遣所の所長さんより煙から身を守る方法を教えていただきました。

アイテムはただ一つ。
“ゴミ袋”

「新鮮な空気をいれたゴミ袋をかぶり、片手で袋の口をふさぐことで、有害な物質を吸い込むことなく避難することができます!」
袋の空気が持つのは約3分。
今回の避難が約1分半でできたことを考えると十分な時間です。

「どこで火災があるか分かりません。普段から持ち歩くことをおすすめします!」
と、とても参考になるお話を聞かせていただきました。


ご指導の後は、トラッキング火災の実演をしていただきました。


トラッキング現象とは、コンセントとプラグの隙間にホコリがたまり、そのホコリが空気中の湿気を吸収することで、漏電し発火する現象のことです。

 

電気を流すと…、

バチッ!というと共に、炎があがりました。
「わ…」と息をのむ子どもたち。

プラグは熱で歯が一本折れてしまっていました。
もしこれが家で起こったら…と考えるとゾッとします。

特にトラッキング火災が起こりやすいのは冷蔵庫の裏など、掃除がしづらく湿気のたまりやすい場所。
「これから大掃除の時期です。
 ぜひ物を動かして掃除してみてください!」というお話をいただきました。

 

最後に、分遣所の方お手製の紙芝居で、消防・救命に関するクイズ。

「天ぷら油が発火したときは、しめったタオルなどで鍋をふさぐと良いです。」
「傷口をふさぐときは、素手で抑えるのではなく、スーパーの袋を手袋代わりにするといいですよ。」

知らないとかえって大きな事故や被害を招いてしまうかもしれない大切な知識を伝授していただきました!

 

また、新生徒会長はお礼の言葉デビューでした。

「今日のお話を聞いて、家に帰ったら冷蔵庫の裏などの掃除をしたいと思いました。」
と、感想を述べ、お礼の気持ちを伝えることができました。


川前分遣所の皆様、お忙しい中避難訓練とご指導ありがとうございました。

 

玲瓏祭・ふれあい給食

2019年11月1日 14時50分

11月1日(金)、「玲瓏祭」が開かれました。
「玲瓏」には、「宝石がふれあい美しく輝く様子」や、「玉などが、美しい音を奏でる様子」という意味があります。
今日は、川前の宝である子どもたちが、先生方や地域の方々とふれあいながら、美しく輝いた一日となりました。


「開幕宣言」では、小中学生全員が元気に玲瓏祭の開幕を宣言しました。
この日に向けて、実行委員会で製作した横看板をお披露目。

横看板は、一人ひとりの個性が学び合う様子と、川前の色づく景色をイメージして、千代紙を貼って作りました。

 


次に、校長先生・PTA会長様、実行委員長よりあいさつがありました。


「みなさんの心に、ぼくたちの輝きが届くよう頑張ります!」


小学生の演目は「音読」


担任の先生と一緒に、「あらしのよるに」を音読しました。
場面を思いうかべながら、登場人物になりきって…。

 

中学3年生は「青年の主張」
「あたりまえに生きること」について考えたことを発表しました。


「私が当たり前に生活できるのは、私の当たり前をそっと支えてくれる人がいるからです!」

当たり前の生活を支えてくれる家族、玲瓏祭を見に来てくださる地域の皆さん、そして、目には見えないけれど自分の生活を支えてくれるたくさんの人への感謝がこもった素晴らしい弁論発表でした。


中学1年生は、「ぼくたちはなぜ働くのだろう。ぼくたちはなぜ学ぶのだろう。」というテーマに沿って、これまでの行事や講座を通して関わってきた様々な人たちから学んだことを発表しました。


「自分の将来のために、まず、夢・目標をみつけることが大切だね!」
お互いに自分の夢を語る姿はとても立派でした。


そして、合奏と合唱。


敬老会でも披露したハンドベル「見上げてごらん夜の星を」の演奏。

そして、先生方と一緒になって練習した「村祭り」と「もみじ」。

練習の時は、なかなか音程がとれなかったり、リズムがズレてしまったりとたくさんの苦労がありましたが、本番はどの曲もきれいなハーモニーを奏でることができました。

 


玲瓏祭で一番の盛り上がりを見せたのは「川前音頭」。
児童生徒、教職員だけでなく地域の皆さんの心も一つになった瞬間でした。

先日、川前町に住む皆さんが踊りを教えに来てくださったこともあり、みんなで楽しく踊ることができました。


そして、いよいよ「閉幕宣言」。
これまでの頑張りを映像で振り返りました。
BGMは“ゆず”の「見上げてごらん夜の星を」
色々なことが思い出され、感慨深くなりました。

また、同時に児童生徒会の引き継ぎ式も行われました。


前期生徒会長を、後期役員が応援し、今後の生徒会を引き受けました。

 

最後は全員で閉幕を宣言!


本当に、一人ひとりが輝いた「玲瓏祭」でした。

 

 

お昼は、地域の皆様も交えて「ふれあい給食」を開催。

食缶や保温ジャーはいつもよりも大きなサイズ。

人数が多い分、配膳も大変になりましたが、みんなで協力して行いました。

 

今日のメニューは
・ごはん
・ほたてのすまし汁
・鶏肉のアップルソース
・大豆とインゲンのごま味噌和え

「だし」のうまみを感じられるメニューです!
さらに、みんなで食べるとおいしさもひとしおでした!

 

みんなで一斉に「いただきます!」

今年お世話になった、川前町の縫製工場にお勤めの中国人の皆さんや、スポーツ交流会で紙芝居をしてくださった桶売のご住職さまなど、たくさんの皆様にお越しいただき、さらに交流を深めることができました。

 


あいさつのあとは、協力してお片付け。

一日を通してたくさんの「ふれあい」の心を育てることができました。


「玲瓏祭」・「ふれあい給食」にご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

 

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