思春期講座行う

 講師派遣の都合で、期末テスト期間中となってしまいましたが、1日目のテストを終えた6校時目に、3年生は、市役所の出前講座「思春期の生を考えよう~自分の身体と心を知り、自分を見つめよう」の講座で生き方の勉強をしました。
 講師は、磐城共立病院の助産技師の合津たき子さんと草野愛さんです。
 はじめに、生命の誕生の説明を受けた後、本物を模して作られた赤ちゃんお人形で、抱き方を体験しました。また、最後に、性感染症と人工妊娠中絶の現状を教えていただきました。
 2学期はじめに開催した渡會先生を招いての「性教育講演会」でもお話がありましたが、いわき市の10代から20代での性感染症と人工妊娠中絶数は、全国的にも高い水準にあり、きわめて深刻な状態です。生徒たちには、男女交際のあり方も含め、自分と周りの人を大切にする生き方をしてほしいと願い、これからも開催していきます。なお、1,2年生は12月に予定しています。

生徒感想
・性についての理解が深まったと思います。生きるための心である「性」は、軽い気持ちで考えてはいけないことを思い知らされました。(男子)
・自分が生まれてこれたのは、3億分の1だということを知って、感動しました。(女子)
・パソコンを使って説明していて、分かりやすかった。妊娠させてしまうと、これからの将来に関わってくるので、しっかりと自制心を保って生活しようと思った。(男子)
・人の命の大切さやどういう病気にかかってしまうかなど、とても分かりやすく教えてくれたので、全く分からなかった事も理解することができました。(女子)