放射線・防災教育研修(中学校:放射線)

 11月21日(木)に福島県教育庁義務教育課指導主事本多正典先生を講師として、放射線・防災教育研修(中学校:放射線)を行いました。

 前段の講義では、放射線について何を教えますか?放射線について学ぶことで生徒は何ができるようになりますか?放射線についてどのように指導しますか?をテーマして指導要領や県の資料を基に詳しく説明していただきました。

 後半は教科等横断的な放射線教育のカリキュラム・デザインとして3~4人で演習を行いました。教科や立場の違う教員でどのようなカリキュラムを編成することができるかについて充実した演習を行いました。

 研修者からは「放射線教育は『よくわからないから理科でお願い』という雰囲気があるので、全教員が共通理解のもとで行えるように校内研修や計画の立案をしたいと思いました」「記憶から消えかかっていた事故を先生の動画などで思い出し,生徒たちの未来のために伝えなければならないことを再確認することができました」といった感想も寄せられ、充実した研修で会ったことがうかがえます。