こんなことがありました。

2学期も大変お世話になりました

 8月からの長い2学期も、本日無事に終業する事ができました。修学旅行や遠足の日程や行き先の変更、高倉祭における感染対策へのご協力、弁当の日の変更など、多くのご負担、ご迷惑をおかけしました。そのたびに温かいご協力・ご理解をいただいたことで、2学期における学校の教育活動を実践する事ができました。保護者の皆様には心より感謝申し上げます。

 本日、新型コロナウィルス感染防止のため、放送で終業式を行いました。

 プリントでも本日配布いたしましたが、校長の式辞をご紹介します。

「第二学期終業式 式辞」

 1年間で最も長い2学期も、今日で終了となり、明日から冬休みとなります。

 終業式にあたり、ある学校の学級だよりの一部を紹介します。

 「プリントを配布するとき、『ありがとうございます』と言ってくれる生徒がいます。その『ありがとう』の一言に心がほっとする瞬間があります。たった一言ですが、私自身も心が優しくなれたように感じます。自然に『ありがとう』と言えるって素敵ですね。」

 ごく当たり前なことかも知れませんが、心が温まり、何かほっとする気持ちになります。勉強ができる、運動が得意、何でも上手にできることは、とても素晴らしいことです。しかし、困っている人がいたら優しい言葉かけや行動ができる人、ありがとうございますと自然に言える人、誰に対しても元気なあいさつができる人は、それ以上に人間として素敵なことだと思います。

 さて、冬休みは期間が短く、特に今は、コロナ禍ですので、不要不急の外出は控えながらも、年末年始の家族団らんの時間を大切にしてください。

 そして、計画的に学習してください。

 特に3年生は、時間を有効に使って、ここからもう一頑張りです。

 1・2年生も、新しい年を迎えるにあたり夢や希望、そして目標を持ってほしいと思います。

 結びに、来年1月7日の始業式に、明るい笑顔で会えることを期待しています。 くれぐれも、悪いことはしない、健康と安全、火災と交通事故には十分気をつけながら、冬休みを過ごしてください。

 

                     令和2年12月24日  いわき市立湯本第三中学校長  草野 仁

 

 校長の式辞に続いて、各学年代表生徒による「二学期の反省と冬休みの抱負」が述べられました。

 1年生代表

 2年生代表

 3年生代表

 3年生代表の言葉を紹介します。

「二学期の反省と冬休みの抱負」

 私の二学期の反省は三つあります。

 一つ目は高倉祭についてです。私たちの劇の途中にはトラブルがありましたが、劇自体は最高の状態で終われたといえるでしょう。では、そのトラブルの時の私自身はと考えたとき、もっと冷静にそして時間をあんなにかけることなくできたのではないかと思いました。つまり、油断せずに何事にも取り組むことをこの経験で学びました。

 二つ目は、学級副委員長という自分の立場についてです。本来の学級副委員長とは、二分前着席の呼びかけ、ふざけている人への注意やうるさいときの注意などを行いますが、私はあまりその仕事を全うする事ができなかったと感じました。これは、私自身が楽な方に流れてしまうため、強い意志が足りない事が原因だと思います。

 そして最後の三つ目の反省が、勉強の中でも特に数学についてです。私は数学が苦手だという事を自覚はしています。ですが自覚しているだけで、やろうやろうと思っても、まだ時間があるから後でやろうと考え、結局やらずにテストの日を迎えてしまい、やっておけばよかったと思ってしまいます。これも心の弱さが原因です。なので私は先の三つの反省を踏まえ、数学を一日必ず数ページはやるような具体的な目標を立て、心の弱さを克服しつつ数学の点数をあげ、最後まで油断せずに取り組むということを身につけていきたいと思います。また、私は今年受験生なので、自分のできる事を全て行い、万全の状態で臨みたいと思います。