日誌

遠足 色味を増すふるさと~秋の川前~

 13日(火)は、「秋の遠足」でした。子どもたちに「ふるさとの文化財を自分の目で直接、見てほしい」「健康教育を充実させたい」というねらいで昨年度から計画を進め、体力づくりに努めてきました。天気が心配されましたが、予定通り出発することができました。今回最大の目標はいわき市の最高峰「矢大臣山登頂」でした。また、川前の魅力である雄大な自然や紅葉を自分の目で見ること目的の一つでした。

 朝は山頂が雲に覆われていました。

 

 

 

 

 

~「諏訪神社の翁スギ媼スギ」~

 学校を出発して、車で15分。 最初に訪れたのは、小野町夏井の「諏訪神社」にある翁スギ媼スギ(じじすぎ、ばばすぎ)でした。小野町へ出かけるときに通りがかるので、その存在は耳にしていましたが、実際、目にするのは、全員、初めてでした。

 その大きさを目の当たりして、樹齢1200年を誇る雄大さに全員、目を奪われました。

 

 

 

 

 

 

 

~「沢尻の大ヒノキ」~

 次に沢尻の大ヒノキを見学しました。 先日、樹木医の先生からお話を聞いたおかげで、確認しながらじっくりと観察できました。近くで見るのは子どもたちも初めてだったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~「矢大臣山」登頂~

 そして、矢大臣山登頂に挑戦しました。964.8mで市内では最高峰の山です。小白井口から出発しました。登山道は落ち葉で覆い尽くされていました。距離は短いものの、傾斜がある道です。みんなで声を掛け合いながら登りました。小学生も自分で頑張って登りきりました。

 山頂でに到着すると、さわやかな青空と見晴らしのいい景色が広がっていました。飛ばした凧が青空に映えます。お昼はおにぎりと豚汁を食べました。見晴らしのいい景色を見て、気持ちいい汗をかいたので、いつも以上に昼食が進みました。

 

 

 

~「東松院、フルナの樅群(もみぐん)」~

 最後に桶売地区にある東松院を訪問しました。春の桶売探検でも訪れましたが、奥まで入るのは初めてでした。見学したのは「かんのん山」にある樹齢推定600年の「フルナの樅群(もみぐん)」。見学後、「フルナ」の由来やこの森にちなんだエピソードについてご住職夫妻による紙芝居で教えてもらいました。 

 

 今年は春、秋ともに自分の足で地元を巡る遠足となりました。しかし、子どもたちも職員も行ったことがなかったり、じっくりと見学したりする機会がなかったので、川前を知る素晴らしい行事となりました。