春の交通教室・避難訓練
4月9日、小学生対象の「春の交通教室」を実施しました。
川前駐在所の巡査部長さんにお越しいただき、正しい道路の歩行について教えていただきました。
実際に学校の周りを歩いて、危険なところや注意すべきところなどを確認しました。
今年度から、川前小学校は児童数1名となってしまい、とてもさみしさを感じていましたが、地域の方々のおかげで充実した学校生活を送れています。
こちらは中学生。
いわき市交通安全対策協議会の皆さんをお招きし、道路の歩行の仕方について講義いただきました。
動画を見て、危険箇所を探し出したり、反射材の効果を体験したりしました。
「遠くからでも光って見える!!」
次に、模擬信号機・横断歩道を使って、歩行のシミュレーションをしました。
「しっかり右・左・右を見て・・・」
川前小中学校の周辺には信号機がなく、交通量も少ないため、交通安全の意識が薄れがちになる恐れがあります。
この日学んだことを生かして、安全な通学をしてほしいと思います。
次の日、
土砂災害を想定した避難訓練が行われました。
上の写真のとおり、川前小中学校は、土砂災害の特別警戒区域・警戒区域にかかっています。そこで、駅への避難・そして保護者への引き渡し訓練までを行いました。
小雨が降る中、担任の先生の指示に従い、川前駅に速やかに避難することができました。
避難した後、保護者の皆さんに連絡。
一連の流れが完了したところで、川前分遣所の皆さんからご指導をいただきました。
「準備・内容など、大変良かったと思います。」
「担任の先生の指示に従うこと、“おかしもて”の合い言葉を忘れないでください。」
“お”:おさない
“か”:かけない
“し”:しゃべらない
“も”:もどらない
“て”:低学年の子たちを守って
その他、分遣所の方々からのアドバイスをご紹介します。
冠水したときは、長靴を履きたくなるけれど、水が入った長靴は歩行が困難になるため逆に危険。
ひものついたスニーカーを履いて避難すると良いそうです。
また、災害時は携帯電話の電波が通じなくなる場合があるため、その他の引き渡し方法を考える必要性も見えてきました。
初めての取り組みでしたが、実際的な避難訓練となりました。
課題を見直し、適切な避難ができるよう取り組んでいきたいと思います。
各種行事にご協力いただきました、保護者の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
春のぽかぽかした陽気から、突然冬に逆戻りしてしまったようです。
10日から11日に掛けて、川前には雪が降りました。
寒さに負けず、本格的な春の訪れを待ちわびています。
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