日誌

国際交流授業

6月22日(土)
土曜授業として、「国際交流授業」が行われました。
川前の縫製工場にお勤めの中国人の方3名と、いわき市国際交流協会の方3名をお招きし、交流を行いました。

 

事前授業では、中国のことについて調べ、質問を考えました。
大連出身の方も多いと聞いていたので、大連の雨温図を読み取ったり、町の様子から歴史について考えたりして、理解を深めました。

また、パソコン部によって歓迎の掲示も作られ、おもてなしの準備は万端です!

 

いよいよ当日。
中国の食べ物や文化、あいさつなどについて講義いただき、みんなで数字の数え方を一緒に練習しました。


「指で数字を表すとき、日本とはちょっと違います。」
「発音も、指の形も難しい~!!」


また、いろいろ質問してみました。


「みなさんは、なぜ川前に来たのですか?」
「私たちは、日本の縫製の技術を学びに来ています。」

「川前に住んでみた感じた、川前の良いところと、大連の良いところを教えてください。」
「川前の良いところは、空気がきれいなところ。

 大連の良いところは、魚がおいしいところ。

 そして、中国の他の地域に比べると比較的空気がきれいなところです。」

「なるほど!メモとらなきゃ・・・!!」

 

 

後半は、場所を家庭科室に移し、中国の食文化を体験する「餃子作り」を行いました。


中国では、皮も餡も全て手作りするそうで、中国のみなさんの手際の良さにびっくりしました。

皮をのばしたり、餡を包んだりする作業は、初心者の私たちにはなかなか難しかったのですが、中国の皆さんに助けていただきながら、たくさんの餃子が完成しました!

中国で一般的な水餃子と、日本で一般的な焼き餃子の2種類です。

 

ランチルームに集まり、会食。

「水餃子は初めて食べたけど、皮がもちもちしててとてもおいしい!」
と、一同満足げに餃子をほおばっていました。

 

最後は皆さんで記念撮影。


生徒会長が、
「登校中、皆さんとお会いしているので、これからは中国語で“早上好(ザオシャンハオ)”(おはようございます)と言ってみたいです。
謝謝(シェイシェイ)!(ありがとうございました)」
と、お礼の言葉を述べました。

 

後日、事後授業が行われました。
この日のことをふり返り、異文化を理解し、互いに人として尊重し合うことの大切さを確認し合いました。


縫製工場の皆さん、いわき市国際交流協会の皆さん、本当にありがとうございました。