日誌

キラキラ 子どもたちがふれあいながら輝いた「玲瓏祭」

 30日は小学校学習発表会、中学校文化祭を兼ねた「玲瓏祭」を開催しました。全校生が昨年よりも減ったので、1人ひとりが今まで以上に責任をもって準備を進めなければならない一大行事でした。また、新型コロナの影響で、発表のもととなる活動や行事も中止が相次ぎ、制約が多い「玲瓏祭」となりました。

 

 

~中学生総合学習発表「『働く』ということ」~

 当初の計画ではファイナンスパークの活動を発表する予定でしたが、中止となったため、2人の関心がある職業について調べて発表しました。その職業とは「薬剤師」「航海士」。仕事に就くための進路や職業に向いている性格、クイズや担任も出演した小芝居を取り入れ、来場者を意識した発表をしました。

  

~小学生発表「川前オリンピック2020」~

 小学生は、毎日体力づくりに励んでいます。4月にできなかったことが、この半年のトレーニングを通してできることが増えました。その成果をみんなの前で披露しました。「マット運動」「縄跳び」最後にパプリカにのって「ダンス」をしました。来場者からたくさんの温かい拍手をもらいました。

 

 ~小中学生演奏~

・ギター「あかとんぼ」

 中学生は夏休み明けから朝や昼休みに特訓を重ねてきたギターを演奏しました。練習当初は、背筋を丸めながら「手首が痛いです!」「指が痛いのでちょっと休憩…。」と騒いでいましたが、ギターを握ったり、抱えたりする姿が板についていました。演奏も止まらずにメロディを奏でました。

・合奏「ふるさと」

  小学生がリコーダー、中学生がギター、職員がトーンチャイム、ケーナ(※川俣町出身の中担任)による合奏を発表しました。錦秋の川前にぴったりの演奏でした。

 合唱「とんび」

  毎年、行う子どもたちと職員による合唱では、文科省唱歌として誰もが知る「とんび」を歌いました。伴奏は今日のため、毎日練習を頑張ってきた校長先生によるものでした。

 

~てるてる坊主劇団「赤いちゃんちゃんこを着て」「たんぽぽの袈裟」~

 昨年から、本校のさまざまな教育活動に協力してくださる東松院住職ご夫妻による紙芝居。今回は、小野新町に伝わる昔話でした。抑揚のある語り口やご住職の美声でみんながふしぎな世界の話に引きこまれていました。 

 

 

~閉幕式「川前音頭」~

 閉幕式では、川前音頭を踊りました。1年ぶりということこもあり、多少ぎこちなさはありましたが、人と顔を合わせることも減ってしまった現在、輪をつくった参加者には笑みがこぼれていました。

 最後に来ていただいた関係の皆様へ子どもたちから、お礼の言葉と記念品を贈りました。発表前までは大変緊張していましたが、来校された方々の前で自分の目標が達成できたことに充実感を感じることができました。