日誌

ぶどう学習④~つぶ間引き・袋かけ~

7月18日、『ぶどう学習』の4回目が行われました。
雨の中ぶどう畑へ!
前回のジベレリン作業で、粒を大きくするための薬剤をつけましたが、成長は如何ほど…?



なんと!
かなり立派に成長しました。

今日の作業は〝つぶ間引き〟と〝袋かけ〟
ぐんぐん成長したぶどうですが、これはまだまだ成長途中。
もっともっと大きな粒になりたくても、育つスペースがない状態です。
そのため、ぎゅうぎゅうになっている部分の実を何個か切り落とし、より大きな粒に成長するようにします。
これが「つぶ間引き」の作業です。

触ってみて、実が動かないほどパンパンになっている房は粒を間引く必要があるそうですが、見分け方がとても難しい…。

もったいないと思う気持ちと格闘しながら、ハサミを入れていきました。
ハサミを入れるときに、残すべき房を傷つけないように慎重に…。

また、房の中にある小さい実は、これ以上成長の見込みがないので切り落とします。
この小さい実の形が弾に似ていることから「ショットガンベリー」と呼ばれているそうです。

小学生男子にはカッコよさがたまらない名前だったようで、一生懸命探しては切り落としていました。


つぶ間引きの後は「袋かけ」
ロウが塗ってある袋をかけることで、鳥や虫(カブトムシやスズメバチなど)から身を守ったり、水滴がつくことによる腐敗を防いでくれたりします。
事前に一人1枚袋が配られており、子供たちや先生方は自分の袋に思い思いの絵や文をかきました。
その袋がかかったぶどうが、収穫時に自分のもとへやってきます。
一番育ちそうなぶどうを見極めて、袋をかけていきました。



自分の袋がかけ終わったら、残りのぶどうにも袋をかけます。

全部の袋がかけ終わり、ぶどう畑の見た目はガラリと変わりました。
植野さんが敷いてくださった雨除けのビニールも、連日の雨を防いでくれており大活躍中です。


次回はいよいよ収穫!!
丸々としたおいしいぶどうになりますように!!