日誌

学校へ行こう週間

11月1日~2日は「学校へ行こう週間」でした。
本校では、「学校へ行こう週間」を生かし、出前講座を実施したり、小川・川前方部小中学校書写造形展を開催したりしました。

 

まずは出前講座の「人権教室」。
小学6年生を対象に人権について学習しました。(小学2年生も見学・・・!!)


はじめに「人権って何?」というところから学びました。
人種、性別、老若などに、優劣や軽重の差はなく、全ての人が持っている権利。
その権利を奪うことは、決して許されないことなどについて教えていただきました。
少し難しいお話でしたが、子どもたちは「人権を決して奪ってはいけないと思った。」「どんな相手にも一人の人間として接していきたい」と感想を述べていました。

 

二つ目の出前講座も小学6年生を対象とした「租税教室」。
“もしこの世から税金がなくなったら・・・?”というテーマのアニメのビデオを鑑賞し、税金の大切さや税の種類について理解を深めました。

「税金がなくなったら、消防車が火を消すのにもお金がかかるんだ・・・!」


また、子どもたちにとって身近なこととして、義務教育9年間で多額の税金が使われていることも教えていただきました。
税金の使い道はどれも億単位。
それを実感するため、一億円分の札束を実際に持たせていただきました。
(もちろんダミーですが、重さも大きさも実物サイズ!)

「お、重い・・・。」
「こんなにたくさんのお金が僕たちの生活に使われているんだね。」
税金の大切さを、見て・聞いて・触って、感じることができました。

 


11月2日は、3つめの出前講座として、小中学生合同で放射線教育が行われました。
日本原子力文化財団を通じて、東京都市大学原子力安全工学か原子力研究所の先生をお招きし、講義をしていただきました。

“危険”というイメージがある放射線ですが、宇宙が誕生したときから存在しているものであることや、医療をはじめとする様々な場面で役立っているものだということを学びました。

 

目には見えない放射線ですが、霧箱を使ってα線やβ線の飛跡を見る実験を行いました。

「この白い線みたいなのが放射線のとんだ跡なんだね~!」
初めての実験に興味津々です。

 

次に、簡易放射線測定器を使って、校舎内の放射線量を測りました。


「放射線ってどこにでもあるんだね。」


わかりやすい講義や実験を通して、放射線について正しい知識を身に付けることができました。

 

「学校へ行こう週間」へお越しくださった皆さま、ありがとうございました。