日誌

スチューデントシティ・三校交流

不安定な天気が続く川前ですが、元気いっぱいの小学生の行事をまとめてお伝えいたします。

7月5日、スチューデントシティに参加しました。
会場は、いわき市平にある「いわき市体験型経済教育施設 Elem」。
施設に再現された「街」の中で、社会人と消費者役割を同時に体験しながら「社会はお互いに支えあって成り立っている」ことを学んできました。

体験してきた役割は、〝いわき副市長〟、〝東邦銀行 会計係〟
3ブロックに区切られた時間を使い、社内会議をしたり、仕事をしたり、はたまた働いたお金でショッピングをしたりと、様々な体験をしました。
社内会議では、売り上げからお店の経営の仕方を考え、それを生かして売値や宣伝の仕方を考え、仕事に生かしていきました。


こちらは市役所の様子。
いわき市の職員さん同様、アロハシャツを着て業務に携わりました。
副市長は市長の補佐役として、書類を作成したり、ほかの企業から上がってきた書類に目を通したり、市長不在の時は代理として業務を担ったり…とても責任ある仕事をしてきました。



副市長の児童は、指導してくださる職員の方々に積極的に質問しながら仕事をすることの大切さを学ぶことができました。



こちらは東邦銀行の様子。
みんなの給料を計算したり、積み立ての呼びかけをしたりしていました。




自分で看板を作り、どうやったら積み立てをしてくれる人が増えるのか、工夫して業務をこなしていました。

東邦銀行会計係の児童は、もともと裏方の仕事が向いていると思っていたけれど、「表に出る仕事が向いていると思うよ」と職員の方にアドバイスしていただき、新たな自分の可能性を知ることができました。


働いた分はきっちりとお給料(Elemの街の中で使える電子マネー)が支払われます。
まずは、市民税を納め、残ったお金で買い物をしたり、貯金をしたりと使い方はさまざま。
そこでの買い物は、お店の売り上げにつながる仕組みです。

社会人と消費者の両方の役割を経験する中で、「共存社会」について学びを深めることができました。
この経験は、将来の自己選択に生かせることでしょう。



7月11日は、川前・桶売・小白井の三校交流がありました。
小白井小に集まった三校の児童たち、全18名。


はじめに「学校紹介」を行いました。

「か」 川に囲まれ、のびのび育つ川前小学校
「わ」 笑い声があふれる川前小学校
「ま」 まじめに勉強や行事を頑張る川前小学校
「え」 駅に集まって、仲良く登校する川前小中学校

次に、3つの班に分かれ自己紹介をしたり、「バナナおに」、「木の中のリス」などの仲間づくりゲームをしたりして、一気に打ち解けていきました。


続いては、楽しみにしていた「ドッヂビー」。
先日の授業参観後の親子ふれあいスポーツ大会でやったこともあり、腕前は十分!
桶売・小白井の児童の皆さんもとても上手で、お互いに協力したり、励ましあったりしながら対戦しました。

対戦後はみんなでお弁当を食べました。
最初は緊張していた児童たちでしたが、様々な交流を通してすっかり打ち解けているようでした。

楽しい時間はあっという間に。
閉会式では、各校の代表が感想を述べ、一日の活動を振り返りました。

これから、音楽祭での合同発表や修学旅行など様々な行事でも、一緒に活動していく仲間たちです。
この活動を通して、絆が深まりました。
桶売小、小白井小の皆さんありがとうございました!




そして。
夏といえば、小学生がとても楽しみにしている〝クワガタ〟の季節!
川前では立派なミヤマクワガタや、ノコギリクワガタが捕れます。

先日は6センチ超えのミヤマクワガタが!
毎日のように昆虫採集ができる学校、というのも魅力の一つです。