日誌

ぶどう栽培学習①~芽かき~

5月22日(火)、運動会の振替休日が明け、子どもたちは元気に登校です!
運動会の感想を聞くと、「楽しかった〜!」と元気に答えてくれました。
運動会の余韻に浸りながらも、通常授業が再開です。

 

そんな中、久しぶりに“あの”学習が帰ってきました。
そう、「ぶどう栽培学習」です!
川前小学校で伝統的に行われているこの学習。
今年も、川前町の『葡萄の里』の植野さんにお世話になります。

今回は「芽かき」の作業を行いました。
2月に「枝切り」を行ってから3ヶ月。
パワーを溜め込んだぶどうの木は、新しい芽を生やしていました。

 

"芽かき"とは…。
一つの枝から何本も出てきているぶどうの芽を、1本だけ残し、他の芽を摘み取る作業のことです。
栄養を1本の枝に集中させることで大きく、おいしい実がなるそうです。

生育の良さそうな枝を残し、他の芽を慎重に摘み取ります。


小学2年生の力でもポロッと取れてしまう、ぶどうの芽。
これが大きなぶどうを支える枝になるのはまだまだ先のようです。

 

また、今年は気温が高く、ぶどうの生長が例年より早いため、次の活動を先取りして“先止め”の作業も行いました。

“先止め”とは…。
芽かきで残したぶどうの芽の先端を取り、ぶどうのパワーをより集中させることで、生長を早めることだそうです。

 

最後に、植野さんに質問をして、今日の学習を締めくくりました。


「今年のぶどう栽培の目標は何ですか?」
「今年は、より大きくておいしいぶどうを作るために、いつもよりも丁寧な作業をしたいと思います。」

「芽かきで気をつけていることは何ですか?」
「良い芽を見極めることです。生育の良い方を落としてしまわないように気をつけています。」


しっかりメモを取って…。

 

ぶどうのハウスの中は灼熱で、小学生たちは暑さでバテバテの様子でした…。
ただ、ぶどうが大きく美味しく育つにはこの熱が必要不可欠。
秋の収穫に向けて、今後の学習にしっかり取り組んでほしいと思いました。

植野さん、今年度もよろしくお願いいたします。