日誌

THE 現場女子!!

小学生が宿泊活動へ行っているころ・・・中学生も学校を離れ、とある場所へ…。


そこは・・・、国土交通省東北地方整備局いわき国道事務所管轄の「国道399号 十文字トンネル工事現場」です!

実は職場体験に出かけました。「これまでとは違う職種を体験してみたい!」という中学生2人の声により決定しました。


9月19日(水)、二人を乗せた車はぐねぐねとしたカーブのキツい道をどんどん進んでいきます。


「十文字トンネルが開通すると、この道を通らなくてよくなるので、安全に、早くいわきと川内村を行き来することができるようになるんですよ。」
という、事業所の方の一言に納得しながら、約1時間かけて現場に到着しました。

 

安全ベストとヘルメットを装着し、気分はすっかり“現場女子”!

 

最初の活動はコンクリート製作体験です。


水や石、セメントなど、身近な素材を混ぜるだけですこしずつ固まっていくコンクリート。
出来上がったコンクリートに自分の名前やイラストを掘り入れました。

 

次に、測量体験をさせていただきました。


測量機から目印までの正確な距離と高さ、角度を測定することができました。

 

その後、建設中のトンネルの中を見学しました。
少しひんやりとする坑内は、削った石や砂利などを外へ出すためのベルトコンベヤーや、外から空気を送っているダクトがある一方で、等間隔に光る照明がとても美しく、まるで異世界のよう。


500メートル進んだところで、トンネル工事に対する質問をしました。

 

完成したら浜通りで一番長いトンネルになるという“十文字トンネル”
完成するまでに5年かかるそうです。

また、十文字トンネル現場には女性の作業員さんはいらっしゃらないそうなので、もっと女性の活躍の場が増えてほしいですね。

充実した体験を終え、少したくましくなって帰ってきた中学生2名。
自分の進路選択の材料にしてほしいと思います。