日誌

学校の様子

玄関を彩ってくれた夏のイメージ画(作:美術部3年生)

 9月も下旬を迎え、秋の気配が感じられるようになりました。

 さて、この猛暑の夏、植田中学校の玄関口をさわやかに彩ってくれていた美術部生徒によるイメージ画を紹介します。

 制作者に作品の意図を聞いたところ、暑い夏だからこそ「涼しさ」や「鮮やかさ」を海を題材にすることで表現しようとしたとのことでした。海中のカメやヒトデ、海藻などのモチーフは、リアルすぎないように、それでいてイメージが豊かに伝わるように工夫して描いたそうです。

第61回勿来地区ソフトテニス大会

 第61回勿来地区ソフトテニス大会が、9月17日(土)、南部テニスコートで開催されました。

 入賞は、次のとおりです。おめでとうございます!

 中学校2年 男子の部 第1位 第2位

 中学校2年 男子の部 第2位 第3位

 中学校2年 女子の部 第3位

 中学校1年 女子の部 第3位

体験型経済教育施設「Elem(エリム)」での体験学習(2年 総合的な学習の時間)

 いわき市の中学2年生は、体験型経済教育施設「Elem(エリム)」内の「ファイナンスパーク」で体験的に経済を学ぶ学習を行っています。本校の2年生は、9月21日(火)に3・4組、22日(木)に1・2組の生徒が施設へ出向き、体験学習を行いました。

 今回の体験学習では、「オポチュニティ・コスト」について理解し、生徒一人一人に個別に設定された 年齢・年収・家族構成の中で生活を設計するという疑似体験を通して、人生は意思決定の連続であることを学びました。

 生徒たちの経済観念は、現時点では自分自身の「お小遣い」が中心であり、家庭の生活には毎月どれほどの支出があり、決められた収入の中でどうやりくりしているのかということには、ほとんど関心を持ってこなかったものと思います。

 しかし、生活設計をするには、ある項目にお金をかければ、必ず諦めなければならない項目が出てきます。これが、「オポチュニティ・コスト(機会費用)」というものです。生活の中で何かを選ぶときには、選択肢を十分に吟味し、意思決定をすることが大切であり、それに伴って出た結果にも責任を持たなければなりません。意思決定の積み重ねで人生は成り立っていると言えます。

 今回の学習が、生徒たちの今後の自立した人生設計に役立つことを期待しています。

 今回の学習には、保護者ボランティアの方々に、生徒たちへアドバイスいただくなど、お力添えをいただきました。ありがとうございました。

 次の写真は、生徒3名が、為替レートを参考にしながら、海外旅行にかけるコストについて、指導員の先生からアドバイスを受けているところです。

講演「鮫川と植田中学校」~地域歴史研究家をお招きして~

 9月21日(水)、1学年の総合的な学習の時間で、地域の歴史研究家の先生を講師としてお招きし、「鮫川と植田中学校」と題して講演をいただきました。

 今回の授業は、いわき市で推進する「学校・家庭・地域パートナーシップ推進事業」の一環で公民館の社会教育相談員が仲介役となり実現したものです。(本校では、昨年度も1年生を対象に、同じ講師の先生から講演をいただきました。)

 植田中学校生徒向けの自作のテキストを参照しながら、植田中学校は鮫川の流れの変化とともに、どのような経過で今に至ったのかということについて、興味深いお話を聞くことができました。

 講演の最後に、講師の先生は生徒たちに次のようなメッセージを伝えてくださいました。

 地域の先人は、生活を向上させるために、さまざまな努力を重ねてきました。私たちは、知らず知らずのうちに、その先人の努力の恩恵を受けています。

 鮫川の氾濫から生活を守ってきた人々、旧河川を国から譲り受けた人々、学校を建てた人々、中岡を発展させてきた人々など、多くの先人がさまざまなことを考え、現在の豊かさを築いてきました。私たちは、先人の努力の上で豊かな生活を送ることができているのであり、そのことに感謝しなければなりません。

 講師の先生が伝えてくださったメッセージを、生徒たちにが末永く忘れないでいてくれることを期待しています。

 

2学年総合的な学習の時間

 2学年の総合的な学習の時間は、1・2組はいわき市役所の職員の方を講師にお招きして出前講座を行いました。本日は「いわきの農産物」をテーマに講話をいただきました。生徒のみなさんは身近な内容なので興味をもって、講話に耳を傾けていました。

なお、3・4組はファイナンスパークでの体験学習を行いました。