日誌

講演「鮫川と植田中学校」~地域歴史研究家をお招きして~

 9月21日(水)、1学年の総合的な学習の時間で、地域の歴史研究家の先生を講師としてお招きし、「鮫川と植田中学校」と題して講演をいただきました。

 今回の授業は、いわき市で推進する「学校・家庭・地域パートナーシップ推進事業」の一環で公民館の社会教育相談員が仲介役となり実現したものです。(本校では、昨年度も1年生を対象に、同じ講師の先生から講演をいただきました。)

 植田中学校生徒向けの自作のテキストを参照しながら、植田中学校は鮫川の流れの変化とともに、どのような経過で今に至ったのかということについて、興味深いお話を聞くことができました。

 講演の最後に、講師の先生は生徒たちに次のようなメッセージを伝えてくださいました。

 地域の先人は、生活を向上させるために、さまざまな努力を重ねてきました。私たちは、知らず知らずのうちに、その先人の努力の恩恵を受けています。

 鮫川の氾濫から生活を守ってきた人々、旧河川を国から譲り受けた人々、学校を建てた人々、中岡を発展させてきた人々など、多くの先人がさまざまなことを考え、現在の豊かさを築いてきました。私たちは、先人の努力の上で豊かな生活を送ることができているのであり、そのことに感謝しなければなりません。

 講師の先生が伝えてくださったメッセージを、生徒たちにが末永く忘れないでいてくれることを期待しています。