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カテゴリ:自然・科学

アゲハチョウの幼虫の観察

学校にはミカンの木が2本、ユズの木が1本植えてあります。これらは、アゲハチョウの幼虫を観察するために植えたものです。

7月下旬~8月上旬。今年も、アゲハチョウが卵を産みに来てくれました。

時々葉にとまりながら、周りを行ったり来たりしています。

アゲハチョウが飛び去ったあと、葉を見てみると、3mmぐらいの小さな卵を見つけることができました。

 

数日後、卵からかえった小さな幼虫が見つかりました。

ミカンの木にも、ユズの木にも、たくさんいました。

これは生まれたばかりのようです。

一見、鳥のフンのようにも見えます。何か理由があるのかな。

葉っぱをもりもり食べて、日に日に大きくなってきました。

なんだか形が変わっています。

脱皮直後の様子をみることができました。出てきたのは緑色の体。

葉っぱを勢いよく食べて、どんどん大きくなっていきます。

かなり大きくなりました。

さて、このあと、蛹(さなぎ)になるはずですが、蛹になる前に幼虫は木から離れてどこかに行ってしまいます。

周囲を見渡しても、蛹になった様子を見つけることができませんでした。どこに行ったのでしょうね。

幼虫がどこかに行ってしまったあとの木です。たくさん葉っぱを食べたことが分かりますね。(春になればまたたくさん葉っぱが出てきます)