所長より
とある学校記念誌に、大正時代に「ドルトンプラン(子供の能力やテーマに合わせた自主的な学習の進め方)」に取り組んだ若手教員の話が載っていました。彼は「学校図書館もなく、万事設備不足な山村学校」で「やや無鉄砲」と思いながらも、「旧来の授業形態に満足せず」「朝早くから夕日が西に没するまで」教材作りにいそしんだそうです。よりよい授業づくりに没頭する若手教員、それを見守る先輩教員・・・昔むかしの、粗末な木造校舎での一場面です。
いつの時代も、授業研究や生徒指導等に熱心に取り組む教員の姿がありました。学校の課題が多岐に渡り山積する今日において、総合教育センターは、「学ぶことのわくわく」と「相談・支援でほっとする」ことを大切にしていきます。所員一同、力を合わせて頑張ります。