教職2年次研修
2025年5月14日 15時11分4月30日(水)、教職2年目の先生方を対象に研修が行われました。
今回は、2年目を迎えた先生方に改めて教職員としての自覚を促し、それぞれが目標を新たに2年目としてのスタートを切れるようにすることをねらっての講義・演習でした。
初任者だった昨年度から、「独り立ち」の2年目。
「2年目としての心構え」や「教職員としての服務・勤務」についての講義では、真剣に耳を傾ける先生方の姿が見られました。
講義では先生方も対話的に取り組みます。
「信頼を得られる教員」、「誠実な対応」、「何のために教員になったのか」等の言葉が各グループから聞こえてきました。それぞれが教員としての襟を正し、教員としてあるべき姿を自信の中に描いたようでした。
さて、研修の後半は「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の視点についての講義・演習です。
今回は「主・対・深」の視点に基づいて、研修日当日に行ってきた自身の授業を振り返りました。
まずは、自分自身でよりよい授業にするためにどうすればよいかを考えます。
どの先生も、いわき市で授業づくりの基本として掲げている「ABCシート」を片手に、子どもたちの様子を思い出しながら考えているようでした。
講義後半は、それぞれが考えた授業改善案について意見の交換を行いました。
活発な意見交換の様子から、どの先生からも「もっと良い授業をしたい!」という熱意が伝わってきます。
先生方の熱意を感じ、本センター指導主事も一緒になって授業づくりについて考えました。
様々な意見を聞き、「楽しい授業」「分かる授業」のヒントを得たようです。
リフレクションでは、「自分の授業を客観的に捉え、見つめ直すことができた」との声が上がりました。
「常に吸収し続ける教員でいたい」、そして、「やはり学ぶことは楽しいと感じた」と、先生方自身が、学びの大切さを感じた研修となりました。