今年度も、田子昌雄様から図書室に61冊もの本をいただきました。3月13日(水)、田子さんをお招きして、図書委員が感謝の会を開きました。


田子さんは平成9年から、毎年子どもたちへ本の寄贈をいただいております。今年で22回目になりました。この日は、子どもたちから御礼の言葉とプレゼントを贈りました。






田子さんからも、本をたくさん読んで心を豊かにしてほしいというお話をいただきました。


田子さん、たくさんの本をありがとうございます。全児童で長く大切に読み継いでいきます。

また、この日で、学校図書館司書の園部智世先生の今年度の勤務が最終日になりました。園部先生にも本の貸し出しだけでなく、図書館の本の整理や選書、図書館の掲示板などの環境整備にご尽力いただきました。改めて御礼申し上げます。


小学校では、2020年度から新しい学習指導要領が完全実施になります。
道徳は先行実施で既に「特別の教科道徳」として指導していますが、2020年度からは、5・6年生は外国語科(英語) として年間70時間(現在は外国語活動で50時間)、3・4年生は外国語活動として年間35時間(現在は15時間)実施になるなど、新たな指導が始まります。その一つにコンピューターを使ってのプログラミング学習があります。
そこで、6年生の理科「わたしたちのくらしと電気」の学習で、プログラミングを活動に取り入れた学習を行いました。


今、身の回りの電気製品にはマイクロコンピューターが入っており、目的に応じたプログラムが設定されています。今回は「暗くなったら明かりをつける」というプログラムを組むことを通して、身の回りの電気製品がコンピューターで制御されていることを理解し、その有用性に気づく学習です。


「プログラミング」といってもマシン語を扱うのではなく、フリーソフトの「Scratch」(スクラッチ)を使ったプログラミングです。「Scratch」の使い方を知り、プログラムを組んで、暗くなると明かりがつくと「おお!」と感動の声。


その後は、子どもたちが自分で考えて、明るくなると明かりが消えるようにしたり、暗くなる度合いの条件を変えたり、温度センサーと組み合わせたり、プログラムを組み替えました。さすがは21世紀の子どもです。友達と話し合いながら新しいプログラムを作っていました。




子どもたちは、パソコンで電気が制御できることに素直に驚いていましたが、電気製品の制御のしくみを理解し、プログラミングによる将来の社会の様子についても考えていました。
21世紀の子どもたちにとっては当たり前のことなのかもしれませんが、子どもたちの頭の柔らかさと、将来を展望する眼差しに、改めて脱帽です。
8回目の3月11日が来ました。いろいろな思いがよぎりますが、子どもたちは6年生でも当時は4才。1年生、2年生にとっては、未知の話に近いものがあると思います。
そこで、今日の全校集会では、東日本大震災を、3月11日の東北地方太平洋沖地震と原発事故、4月11日の余震の3つのことについてどんなことが起こったのか、校長から、自分の体験も踏まえて、子どもたちに伝えました。(私は、当時、古殿町大久田におりました。古殿町でも一番いわき寄りの小学校です。)



そして、地球で暮らしている限り地震の被害には必ず遭うこと、そして、その時何をするかは自分で考えて自分で決めなくてはならないことを話しました。
午後2時46分には、1~3年生は玄関前で、6校時のあった4~6年生は各教室で、東日本大震災で命を落とされた方々のために黙祷を捧げました。
いよいよ新しい集会室も仕上がってきました。


床にシートがはられ、あとはエアコンなどの電気設備の設置のみとなりました。
完成の暁には、6年生に使い初めをしていただこうと考えています。
毎朝、音楽室から鼓笛の太鼓の音が聞こえてきます。2月中は「校歌」でしたが、鼓笛引継ぎ式の後は、「ジュピター」が流れています。
7:40ごろは3人ですが・・・
8:50ごろになると・・・


10人ほどになって、主指揮・副指揮・大太鼓・中太鼓・小太鼓・ベルリラがそろって練習をしています。
「ジュピター」もかなりできあがってきました。ちょっと気が早いのですが、5月の運動会が楽しみになってきました。
↓ 2校時目に練習していた5年生の「ジュピター」の演奏です。
2019.03.08_ジュピター5年.MP3
3月7日(木)、いよいよ卒業式までのこり10日になりました。6年生は卒業式に向けて落ち着いた毎日を過ごしています。
先週は校外子ども会で通学班の引継ぎをしましたが、今週は、縦割り班清掃の引継ぎを行いました。


班長の引継ぎだけでなく、力のこもった床拭きも、下学年の子どもたちにしっかりと引き継がれています。


指先にまで力を入れて一生懸命に床を磨く姿が見られました。これも6年生が毎日の清掃の中で一生懸命に清掃に取り組む姿を下級生に見せてきたからだと思います。
そして、次はいよいよ5年生がリーダーシップをとる番です。今週は5年生が中心になって4年生と協力して卒業式の会場作成をしました。

短時間で卒業式の会場ができあがりました。


いよいよ卒業式です。
3月6日(水)、今年度の「くれよんの会」の皆さんによる読み聞かせが最終日を迎えました。


最初のお話は、狂言の紙芝居「かたつむり」。「そろり そろり・・・。」のセリフが出てきて子どもたちからクスクスと笑い声が。


二つ目のお話は、「やまんばのにしき」。秋田県の民話がもとになっている松谷みよ子さん作の有名な絵本です。(初版は1967年です。定番中の定番の絵本と言えるでしょう。)
くれよんの会の皆さんには、子どもたちが思わず身を乗り出してしまう本、楽しい紙芝居、深く考えさせられる本・・・。ジャンルにこだわらず、たくさんの本や紙芝居を読んでいただきました。この読み聞かせの時間がきっかけになって、読書の幅が広がった子どもたちもいます。
今年度はこの日が最後ですが、来年度も読み聞かせをお願いしました。4月から、また新しい本の世界に浸れることを楽しみにしています。
1年間、ありがとうございました。
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先週、6年生から、これまでの読み聞かせの御礼にくれよんの会の皆さんへ、お手紙と6年生製作のトートバッグを贈りました。本当にありがとうございました。
4年生の算数科でも立体の学習をしています。4年生では自分が作った直方体とデジタル教科書の両方を使って学習を進めていました。


この時間では、直方体の特徴をまとめていましたが、子どもたちにとっては、やはり実物を使って操作する方が考えやすいというところがあります。そこで、授業の前半は自分が作った模型を使って、面や辺の関係を自分なりにまとめていました。


自分が作った直方体なので、必要に応じてペンで書き込んだりできるので、とても考えやすいのです。定規を当てて実際に確かめることもできます。


そして授業のまとめでは、デジタル教科書を使って直方体の性質を確認していきます。


図形や立体の学習では威力を発揮するデジタル教科書と電子黒板ですが、「実物を操作する」という活動があってこそ、実感を伴った理解になっていきます。
アナログとデジタル、それぞれのよいところをバランスよく活用して、子どもたちの理解を確かなものにしていきたいと思います。
2月も、行事食、郷土食、リクエスト献立、ごはん、めん、パンとバリエーションに富んだ給食でした。
2月1日(金) 節分献立 いわしの梅煮に福豆がつきました。

2月7日(木) 郷土料理献立
「つむづかり」(会津地方の郷土料理。正月にお供えした鮭の頭と大根・にんじんを鬼おろしでおろし煮込んだ料理。)と「初午だんご」(きなこがからんでありました。)でした。

2月19日(火) 菊田小学校リクエストメニュー
メロンパン、とってもおいしかったです。とうふハンバーグもとってもヘルシー。

2月21日(木) かけうどん こうなごのかき揚げがつきました。

2月26日(火) ねじりパン 甘くておいしかったです。チキンのバジル焼きもいい香りでした。

2月27日(水) ネギの油味噌、ごはんが進みました。ししゃもの唐揚げもおいしかったです。

2月28日(木) しょうゆラーメン キャベツの味噌マヨネーズ和えがいいお味でした。

3月は6年生の卒業御祝い献立もあります。今から楽しみです。