校庭には、ソフトボールの時にバックネット代わりに使っている「投てき板」があります。

この投てき板は、昭和41年度卒業生の記念事業として、1967年(昭和42年2月)に校庭の水飲み場とともに落成したもので、以来53年間、川部小の子どもたちの活動を見守ってきてくれてきたものです。
しかし、平成30年(2018年)に起きた大坂府北部地震でのブロック塀倒壊事故を受け、老朽化も進んでいることもあり、この度、取り壊して新しいバックネットを建てることになりました。



投てき板を寄贈してくださった昭和41年度卒業生及び保護者の皆様、そして長きにわたり子どもたちの成長を見守ってくれた投てき板、ありがとうございました。



1月27日(月)、常磐共同火力勿来発電所のみなさんをお招きして、6年生でエネルギー出前教室を行いました。



発電のしくみや勿来共同火力勿来発電所で起こしている電気のことなどを教えていただいたあと、一人一人、3種類の「発電」を体験しました。6年生は、理科の学習で発電について学んでいましたが・・・。実際に人の力で電気をつくることはとてもたいへんな仕事でした。
<風力発電>
うちわであおいだり走り回ったりしてモーターにつけたプロペラを回して発電を試みましたが・・・。ブザーが鳴るのが精一杯。


<太陽光発電>
この日は曇り空。太陽は見えていましたが、ぼんやりした光では、こちらもブザーが精一杯。投光器の光を当ててモーターを回したりLEDを点灯したりしましたが、投光器から離れるとうまくいきません。


<手回し発電機・自転車型発電機>
一番うまく発電ができたのは、手回し発電機です。豆電球がたくさんつきました。また、「ペルチェ素子」に電気を流すと、冷えたり温まったり。そして自転車型発電機にも挑戦。うまく発電できましたが、その分かなり疲れました。



そして、班対抗「手回し発電機で100ワット電球をつけよう」。



優勝は女子チーム。どの班も数秒で100ワット電球を点灯していました。手回し発電機を壊してしまうほどの熱戦でした。

最後に講師の方から、「発電のために使う燃料は限りある資源。私たちの生活になくてはならない電気エネルギーを、これからも、長く長く使っていくためには、石油、天然ガス、石炭、ウランのバランスを考えることが重要。常磐共同火力では、二酸化炭素排出をできるだけおさえつつ、必要な電気を効率よく安定して、長く長く供給できるよう、設備面で工夫している。では、みなさんは、どんなことができるでしょうか。」という問いかけがありました。
子どもたちからは「電気のむだ使いはしない。」「使わないときはスイッチを切る。」といったつぶやきが聞こえてきました。

「発電」を体験し、まさしく身をもって、発電のたいへんさ、電気の大切さについて実感を伴って学んだ6年生でした。
平成21年度卒業生のみなさんが、校内の倉庫に保管していたタイムカプセルの開封のため、当時の担任の先生とともに川部小学校にいらっしゃいました。

当時の6年生教室は、今の1年生教室だったのだそうです。そこでこの日は現1年生教室でのタイムカプセル開封となりました。


タイムカプセルの中身は保存状態もよく、きれいな状態で手にすることができました。よかったですね。


1年生の机とはいえ、この10年間で大きく成長したことが分かります。(当たり前ですが)

体育館に入ると、なぜかステージ脇の控え室に向かう卒業生のみなさん。

学級のお楽しみ会では、ステージ下の地下室を使って「お化け屋敷」をやっていたのだそうです。こんにゃくを使うなど本格的な(伝統的な?!)お化け屋敷で盛り上がっていたそうです。

とても礼儀正しい、さわやかな卒業生のみなさんでした。さすがは川部小学校の先輩たちです。
先日、図書室のリニューアルをお知らせしましたが、その効果もあってか、今週の図書室は大にぎわいでした。



貸し出しを待っている間も、司書の先生が作ってくださったおみくじを引いて盛り上がっていました。
また、くれよんの会のみなさんには、3学期も毎週水曜日に読み聞かせを行っていただいています。




川部小の子どもたちは、本が大好きだと思うのですが、ご家庭ではいかがでしょうか?
いわき市美術館で開催されている市小・中学生版画展、ご覧になりましたか。
いよいよ、開催も1月26日(日)までとなりました。まだご覧になっていない方、ぜひ美術館へ!!!

美術館でいただけるパンフレットには、川部小の3年生児童の作品がたくさん載ってます。保存版です!

版画展のみの入場は無料です。最終入場は午後4時30分です。

今週から除染土の搬出作業が始まっていますが、仮囲いができました。

校庭は使えるところが5分の3ほどになってしまいましたが、子どもたちは元気に運動しています。


駐車場が狭くなり、保護者の皆様にはご不便をおかけしますが、ソフトボールスポ少の子どもたちのため、できるだけバックネット(的当てブロック)前のソフトボールの内野スペースには、車両の乗り入れをしないようお願いいたします。
1月22日(水)、幼小連携事業の一つとして、あざみ野幼稚園年長組のみなさんが、本校1年生教室を訪問しました。

あざみ野幼稚園児のみなさんは、少し緊張気味でしたが、1年生は後輩を楽しませよう(後輩にいいところを見せよう)と、意欲満々。まずは1年生が準備したお店屋さんで、カードを渡しました。そして4時間目の最後にはメダルをかけてあげました。


そしていよいよ給食です。

今年は1年生が園児のみなさんに教えてあげながら、配膳から園児のみなさんが行いました。みんな慎重にていねいに、上手に配膳ができました。



中にはごはんを増やす園児さんもいるなど、初めての給食も好評でした。

かたづけも1年生が手本を見せて上手にできました。

終始緊張気味のあざみ野幼稚園児のみなさんでしたが、1年生たちは、親切に教えてあげたり手本を見せたり、お別れの時は、「またのご利用をお待ちしています。」など大人びた様子も見られ、この1年間の成長が感じられる時間になりました。


1月21日(火)、6年生で「租税教室」を行いました。講師は、税理士の丹野先生です。(丹野先生は平成26年度の本校のPTA会長です。)

最初は「税金」と聞いてもどこか人ごとのような子どもたちでしたが、クイズをしたりDVDを見たりして、税金は、じつは身近なもので、私たちの生活が成り立つためにはなくてはならないものであることに気づきました。


そして、6年生21人が、学校生活を送るために税金が使われており、それが6年間でおよそ1億円になることを知ってびっくり。学習の終わりに見本の1億円を持たせていただきましたが、重さにもビックリ。


税金が自分たちと密接なつながりがあることを改めて実感した6年生でした。

今年度、昇降口にはこのような掲示がされています。


川部小では、みんなが気持ちよく生活できるように、「あいさつ」「ことば」「そろえる」をキーワードに指導をしています。明るいあいさつ、お互いの気持ちを大切にする言葉遣いは、社会生活の基礎基本というべきものですが、昇降口では、靴もそろえて心も整えていこうと呼びかけています。

今年度から1・2年生も卒業式に出席することにしていますが、1年生は、朝の会の10分間「よい姿勢をそろえる」ことに取り組んでいます。


校内書き初めの会も、落ち着いて文字をそろえて書くことにより、心をそろえることにつながっています。
明るく元気な子どもたちですが、心をそろえることにより、次の学年へ向けて、落ち着いて自分を見つめる心も育てていきたいと思います。
1月17日(金)より、除染土搬出作業が始まりました。

この3,4日は、作業場所の仮囲いの設置作業になります。校庭のおよそ5分の2程度が使えなくなります。


除染土の本格的な運び出しは、仮囲い完成後の1月22日(水)以降になる予定です。児童の校庭使用も制限しているところですが、仮囲いが完成したら残った校庭を使い安全に充分注意しながら活動する予定です。
保護者の皆様には送迎時等ご不便をおかけしますが、安全を第一に考え、警備・誘導員の指示に従い、十分にご注意くださいますようお願いいたします。