5年生、今度は「もみすり」に挑戦。担任あっぱれ!
2025年11月13日 14時26分※ 11/11の学習内容になります。先日アップ出来なかったため、本日のアップとなります。
11/10に、昔の手法で無事に脱穀(→こちらから見られます。)を終えた5年生。今度は「もみすり」です。「もみすり」とは、もみ(籾)を覆っているもみがら(籾殻)を外し、玄米にすることです。昔の「もみすり」は、木摺臼(きずりうす・木製の石臼のようなもの)で行っていました。しかし、そうような道具はありません。すり鉢を使う方法もありますが、まずは、「もみすり」がいかに大変かを知るために、5年生はあえて手(指)で「もみすり」に挑戦しました。
指でもみをしっかり持ち、爪を使ってもみがらを取っていきます。これが、なかなか大変な作業です。
とにかくみんなで挑戦です!
作業がなかなか進まず、すり鉢で挑戦する児童も出てきました。指を使って1時間。1人で「もみすり」ができたもみは左の茶碗。しっかり玄米になっています。ご飯を食べるまでの工程の大変さと、先人が築いてきた知恵に、改めて驚かされますね。
「もみすり」の大変さを知った子ども達(と担任)。「もみすり」を終えたもみはほんの少しで、まだまだ「もみすり」が完了していないもみがたくさんあります。この方法では、時間が幾らあっても作業は終わりません。
そこで担任は、コイン精米所の利用を考えました。ただ、通常のコイン精米だと「玄米→白米」です。今回は「もみ→玄米→白米」にしなくてはいけません。そんなコイン精米ってあるのかな? 職員室でも話題になりました。
担任は調べに調べ、「もみ→白米」にできるコイン精米所が市内某所にあることを見つけ出しました。担任あっぱれ!です。昨日、5年生が育てたお米全ての精米が完了しました。(全部で約3kgの白米となりました)