日誌

🤢★学校の梅で「梅干し」づくり★ 本日試食しました。

2025年9月9日 13時05分

 今日は、6年生(ボランティア児童)と一緒に作ってきた「梅干し」がやっと完成し、試食会を行いました。

 本校では、家庭科教育の学習指導・研究に取り組んでおり、10月にはその研究公開を予定しています。家庭科で学習する内容は、現在そして将来の生活に直結することでもあります。梅干し作りをとおし、自分で作る楽しさを知り、食生活の技能が少しでも高まるきっかけになればよいと考え、子ども達と梅干し作りにチャレンジしてきました。この梅は、もちろん、学校で育っている梅の実を使用しました。

 今回は、収穫から食べるところまで、撮りためた画像で一挙に紹介します。

 

梅干しづくり~収穫から完成まで~

 ※今回は「梅干しづくり」の天日干し作業を省いたため、カリカリの「梅漬け」にしました

1 今年2月に咲いた体育館前のコウバイ。  

       今年2月9日の様子

0205_コウバイ01

0205_コウバイ02

  5月になると、梅の実がたくさんなりました!

                  5月9日 コウバイの実

0527_梅の実01 

2 6年生に手伝ってもらって、梅の実を収穫しました!

  6月13日の様子

0613_梅の実取り01

  別の木、シラカガウメの実も収穫しました!

0613_梅の実取り02

   コウバイの実とシラカガウメの実をたくさん収穫できました。

0613_梅の実取り03 0616_あく抜き01

  

3 あく抜きをします。

 収穫した梅の実を、かるく洗って一晩水につけ、あく抜きをします。ここからは、ボランティアで募集した「梅干し隊」の6年児童が作業を進めます。

  6月16日の様子

0616_あく抜き03

0616_あく抜き02

   

4 へたをとります。 

 梅の実を乾かしたら、へたを爪楊枝で実に傷をつけないよう注意しながら取り、一つ一つ丁寧に水気をキッチンペーパーで拭き取ります。よく水気を取らないと、カビの原因になります。   

   6月19日の様子

0619_塩漬け02

0619_塩漬け01

   

5 塩漬けにします。

 水気を取った梅の実の表面に米酢をまぶし(カビの防止、本来なら焼酎がよい)、1kgずつジップロックに入れます。

               6月19日の様子

0619_塩漬け00 0619_塩漬け07

 その中に、梅の重さの15%の塩(約150g)をまぜ、よく混ぜ合わせます。全部で5袋できました。

0619_塩漬け03

0619_塩漬け04

  重しをして、3週間、冷蔵庫で保管します。冷蔵庫だと、カビの発生を抑えることができます。

0619_塩漬け05

  次の日のぞいてみると、梅酢がしっかり出てきました。塩気・重しがバッチリの証拠です。まだまだ梅酢はたっぷり上がってきます。梅酢につかることにより、カビの発生が抑えられます。  

    6月20日の様子

0620_梅酢上がる02

0620_梅酢上がる03

  梅酢が、下にたまっています。

 

6 赤紫蘇を入れます。

 小瓶に移し、赤紫蘇を混ぜ合わせます。本来は、赤紫蘇を塩でもみあく抜きをしなくてはいけませんが、今回はあく抜き済みの市販の赤紫蘇を混ぜました。

               7月10日の様子

0710_赤紫蘇投入01

0710_赤紫蘇投入02

0710_赤紫蘇投入03

    

7 冷蔵庫で1ヶ月以上保存。完成です!

 冷蔵庫で保存します。時々瓶を振って梅酢を回し、浸っていない実にも梅酢をまぶします。

 四角い瓶は「シラカガウメ」、丸い瓶には「コウバイ」が入っています。

               9月1日の様子

0901_冷蔵庫保管

 

8 そして本日、「梅干し隊」で試食してみました。「うまい!」

 今まで私と一緒に梅干し(梅漬け)づくりをしてきた6年生の「梅干し隊」。「シラカガウメ」と「コウバイ」の食べ比べをしました。どちらもほどよいカリカリ具合。果たしてその2つの違いは・・・。「コウバイの方がやわらかい!」と、ある児童。「そうそう!」 子ども達はさすがです。私には、その違いが分かりませんでした。梅の実の収穫を手伝ってくれた6年生。希望する6年生へも食べさせたいです。

0909_試食02   

 以上、長文をご覧いただきありがとうございました。