基本研修Ⅱ 道徳主任等研修

 7月30日(火)に道徳主任等研修(県との共催)が中央台公民館を会場に行われ、107名の先生が参加しました。

 はじめに「道徳科の授業の充実に向けて」と題し、県義務教育課の藤原指導主事が講義を行いました。

 県内における道徳教育の実施状況についての説明の後、改めて教科化に伴うポイント「指導と評価の一体化」「評価のとらえ方」について説明していただきました。加えて、文科省で出している「道徳教育アーカイブ」の授業動画を視聴し、発問やコーディネートのポイント、生徒の話合い活動のさせ方などを皆で確認しました。

 後半は、通知表の記入文についての演習です。小中の先生方が意見を交わしながら、授業のどのような姿をとらえ、評価していけばよいのか考えました。

 

 参加した先生方からは「自己を見つめさせる場、多面的・多角的に考えさせる場を学習活動にしっかり設けていかなければと改めて思った」「これからの道徳科は学校・学年でチームとして取り組んでいかなくてはならないという話を聞き、校内体制づくりの必要性を強く感じた」などの感想がありました。

 求められている「評価」は、優劣をつけるものではなく、子どものよさを見つけて励まし、のばすものです。子どもにとっても授業者にとっても「やってよかった」と思える授業を目指していきましょう!