授業力向上講座Ⅲ 小学校理科

 

1月30日(水)に筑波大附属小の佐々木昭弘先生をお迎えし、「授業力向上講座Ⅲ 小学校理科」を平二小にて行いました。

 今回は、6年生の子どもたちとの「物の燃え方と空気」の学習です。既習事項を振り返らせながら、本時の問題「長さの違うろうそくをペットボトルの中で燃焼させると、どちらが早く火が消えるか」について予想を立てます。

 

 一人一人が予想を立てる時間、班で仮説を立てて話し合う時間、どの程度自分の予想に確証があるかをネームプレートで意思表示する時間を経て、いよいよ実験です。実験の進め方や発言させる順序、児童の発言への返し方など、随所に佐々木先生のテクニックが光ります。受講した先生方からは「あえて簡単に選択できる場面を作っていくことで、子どもたちができたという実感をもつことが分かった」「子どもたちに書かせたいことは必ず板書をしておくことを、自分も心がけたい」などの感想が挙がりました。

 

 授業後の講義では、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善について、佐々木先生のこれまでの実践を踏まえながらお話をいただきました。理科の授業だけでなく、どの授業でも活用できる指導法や考え方をたくさん伺うことができました。

 佐々木先生、並びに平二小の先生方、本当にありがとうございました。