授業力向上講座Ⅲ(中学校数学)

 平成30年12月13日(木)泉中学校にて、「授業力向上講座Ⅲ中学校数学」を行いました。

 講師には、筑波大学附属中学校の小石沢 勝之先生をお招きし、中学校1年生に対して空間図形の単元での数学の授業を行っていただきました。

 本時は、立体図形における直線の平行の位置関係について生徒に考えさせる場面でした。生徒は、これまでの学習で学んだ平行の概念を活かしながら、ねじれの位置にある状態について理由を一生懸命説明しようとしていました。生徒の表現した素直な考えを丁寧に扱うことの大切さを学びました。
 

 授業の後には、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善について小石沢先生からご講義いただきました。豊富な実践例や理論に裏付けられた貴重なお話から、具体的な授業改善の方法を学ぶことができました。
先生方からは、
「発問の仕方や生徒とのやりとりの仕方などがとても参考になった。同じような機会があったらまた参加したい。」
「感覚で理解できるところを定義して言葉で表現する大切さをとても感じた。ぜひ授業でも行っていきたい。」

「小学校の既習事項と中学校の学習の接続、高等学校への発展まで伺うことができ、日々の授業改善へのアイディアもいただけてよかった。」

といった感想が寄せられました。

参加した先生には、是非本日の学びを実践へとつなげていただければありがたいです。
小石沢先生、本日は本当にありがとうございました。