児童生徒理解教育実践講座

 児童生徒理解教育実践講座を実施しました。


午前の部は、福島県SCの二瓶重和先生を講師にお招きし、「児童生徒理解と生徒指導」「人間関係づくりの技法を活かした学級づくり・授業づくり」について、講義・演習をしていただきました。
前半は、生徒指導の基本は児童生徒理解であることから、乳児期から幼児期、学童期、思春期それぞれの発達段階を理解することについて研修しました。
後半は、なぜ人間関係づくりが大切なのか、どのようにしたら学級づくりに活かしていけるのかを考え、「構成的グループエンカウンター(SGE)」「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」「プロジェクトアドベンチャー(PA)」に取り組みました。

 

午後の部は、奥羽大学の鈴木敏城先生を講師にお招きし、「Q-Uテストを活用した学級経営」について、講義・演習をしていただきました。
前半は、Q-Uテストの概要や分析の仕方についてのお話をいただきました。
後半は、実際のQ-Uテストの結果事例について、グループで分析してその学級の実態を捉え、今後の学級経営をどのようにすすめていけばよいのかを検討するなどの演習を行いました。


本日の講義をもとに、各学校でQ-Uテストの結果を再度分析し、SGEやSST、PAを効果的に取り入れて、よりよい学級づくりに活かしていただければと思います。