こんなことがありました

お年寄りの体を擬似体験

6年生が高齢者擬似体験(インスタント・シニア体験)を行いました。

いわき市社会福祉協議会の方を講師にお招きしました。


お年寄りの体を擬似体験するために,いろいろな器具を身に着けます。


ひじとひざにサポーターを着けると,関節が曲げにくくなります。
その上,手首と足首におもりを着けるので,自分の思うようには動かせません。


背中と腰を固定すると,体を曲げにくい状態になります。



ゴーグルをつけると視野がせまくなり,フィルターで色もわかりにくくなります。
このような状態で,名前を書こうとすると,かなり書きにくく,ペンの色もわかりにくい状態です。


階段の昇り降りもゆっくりになり,手すりや介助の必要性がわかります。


服の袖に腕を通すのも一苦労。


耳栓をして朗読を聞くと,普通の声では聞き取りにくいので,大きな声で読んで
もらっていました。


この高齢者擬似体験を通して,高齢者の体の状態への理解を深め,高齢者の方の気持ちも理解できるようになれるといいですね。
また,もしお年寄りや身体の不自由な方が困っている場面に出会ったときには,自分ができる手助けを進んで実行できるといいですね。