【2年】朝の様子から
2025年5月1日 12時55分所用がある時を除き、朝は各教室を巡って、子ども達の様子を眺めたり、ちょっとした話をしたりしています。
今日もいつも通り各教室を回っていて2年生教室を訪れた時のことです。
担任の先生はおらず、子ども達は漢字ドリルを出して座っていました。
担任の先生が来るのを待っているのかなあとよく見ると、机に指で字を書いています。
「指書き」で漢字の練習をしていたのです。
先生がいなくとも、漢字の覚え方について子ども達がしっかり理解できているため、自分達だけで朝の学習に取り組んでいたのです。2年生でこれができるのすごいです。
しばらくして先生が戻ってくると、自分達で頑張れていたことを誉めてくれました。
褒められた子ども達、真剣な表情から嬉しそうな表情へと変わりました。
その後、「空書き」もしてみることや、友達と確認し合ってみることなども、担任の先生から話され、子ども達はさっそく黒板に向かって「空書き」したり、隣の友達と話し合ったりしていました。
「指書き」「空書き」「なぞり書き」という手法は、効果的な漢字指導方法の一つとして知られています。
それをしっかり取り入れた指導をしている2年担任、さすが経験が豊富です。
今、本校に限らず、いわき市内の小中学校では
「教師が教える授業」から「子どもが学び取る授業」への転換を図っています。
子ども達のこうした自主的な姿を見ると、本校でも少しずつ定着してきている手ごたえを感じます。