避難訓練
2025年5月1日 11時55分今年度最初の避難訓練を行いました。
今回の目的は、進級して自分の学級の場所が変わっていることを受け、新しい避難経路を確認することです。
今回の設定は、「大きな地震が発生、それに伴い理科室より火災が発生したため校庭に避難する」というものです。
教頭先生の「避難開始!」の放送と共に、全ての学年の子ども達は静かにかつ速やかに校庭に避難することができました。
避難にかかった時間は3分を切る、素晴らしいものでした。
さらに素晴らしかったのは、昇降口を最後に出た1年生が扉を閉めていたことでした。
どうして閉めたのかを聞くと、
「火事の時は扉を閉めるって先生に習ったから。」
とのこと。
すごい1年生です。かつ、1年生にも染み渡る事前指導ができている1年担任お見事です。
「校長先生のお話」では、避難が素早く静かで素晴らしかったことと、「自分の命は自分で守る」ことを伝えました。
担当の先生からは、避難時の約束「お・か・し・も」と避難訓練の約束「お・ちゃ・わん」の確認がされました。
児童代表3名の感想発表も素晴らしかったです。
「いつ起きるかわからないから、先生の言ってくれたことを地震の時にちゃんとやりたいです。」
「新しい避難経路を覚えました。(避難が必要な時は)安全に気を付けて避難したいです。」
「2分以内に避難できました。次は1分以内をめざしたいです。」
避難訓練の目的をしっかり理解していたり、校長や担当の先生のお話をしっかり聞いて考えていたりと、子ども達の主体的な「学び」ができていることがわかる感想発表でした。
福島県特に浜通りは、東日本大震災で甚大な被害を受けました。その教訓を忘れず、「自分の命は自分で守れる」子どもの育成に努めていきたいと思います。