お知らせ

  白水小学校閉校式

 3月23日、土曜日、午前10時30分から、白水小学校体育館において、白水小学校閉校式を挙行いたしました。

 いわき市議会議長 菅波健様をはじめとした多くの来賓の方々、本校第12代校長、久保田義男様をはじめとした多くの歴代校長、教職員の皆様、そして本校の卒業生の皆様、地域の皆様など、総勢250名の方々のご臨席を賜り、厳粛かつ盛大に式を行うことができました。

 式典では、いわき市長より式辞を、菅波議長より来賓を代表してごあいさつをいただき、その後、実行委員長と校長があいさつを述べました。

 

 

 最後に、本校の3名の児童が、白水小学校への思いをまとめた作文を発表しました。子どもたちの立派な作文発表の後、感動が会場をつつみこみ、拍手が鳴りやみませんでした。また、感動のため、その後の校歌斉唱では、声につまってしまう思いでした。

 終わりに、吉田教育長に校旗を返納し、閉式となりました。

 たくさんの方々にご参加をいただき、盛会の中、閉校式ができましたことに、心より御礼申し上げます。

 

こんなことがありました

全校道徳 悩んで考えて議論して・・・

2018年11月6日 11時30分
今日の出来事

 今日は、学校へ行こう週間でたくさんの方々にご来校いただきました。

 3校時目には「全校道徳」を見ていただきました。この「全校道徳」は、児童数が少ない本校の実態を踏まえ、全校生3名と全職員4名の合わせて7名がひとつの道徳的な場面での行動とその根拠について議論して考えるという本校独自の授業スタイルで、昨年度から実施しています。

 今日は「みち子の人形」という題材を扱いました。あらすじは、「亡くなったおばあちゃんからもらった大切な人形を池に落として泣いている妹のみち子。すぐにでも拾ってあげたいが、その池には絶対に近づいてはいけないという学校のきまりがある。」という場面です。

 本校児童の判断は、人形を取りに行くという子と取りにいかないという子に分かれました。また、参観して頂いた保護者や地域の方々に聞いても、行動は2つに分かれました。答えはひとつではないという場面です。

「ぼくは、妹を第一に考えたい。先生にしかられるのを覚悟で、人形を取りに行く。」

「ぼくは、きまりを守るということが大切だと思う。妹はかわいそうだけど、きまりは守らなければならない。」

「ぼくは、命が大事だと思う。人形を取りに行って命を落としたら、妹はもっと悲しむことになる。」

 まさに、三者三様の考えが出され、「妹に何て言うのか」「先生に何て言うのか」なども含めて議論を進めました。自分とは違う意見に触れることで、自分の考えを何度も見つめ直したり考え直したりする姿に、参観していただいた方々も感心していたようでした。