学校の様子から(3年1組の研究授業)
2025年10月10日 13時12分今日は、3年1組の研究授業がありました。
3年1組では、2学期に新しいお友達が入ってきてくれたことで、「(新しいお友達に)もっと自分たちのこと知ってほしい」「(新しいお友達のことを)もっと知りたい」といった思いが子どもたちの中にありました。
そして、子どもたちと話し合う中で、「自分たちもクラス替えがあって、まだよく知らない仲間もいる」「自分たちのことも、もっと分かり合いたい」といった願いが生じ、今回、「みんなのことを知ってる会?でやることを決めよう」という議題を設定し、みんなで分かり合えるゲームを決める話合い活動を行いました。
学級会ということで、しっかりと全員で礼をして始めます。
まずは、提案理由の説明です。
この話合いを提案してくれた児童が理由を話し、今回の話合いを方向付けてくれました。
今回の司会進行を務めてくれた子どもたちです。話合いの柱を意識して進めていきます。
子どもたちから、次々に手が挙がります。みな、自分の意見をもっているようです。
「○○をやることにに賛成です。理由は・・・」と、しっかりと自分の意見を述べていました。
黒板記録の児童は、意見をよく聞き取り、電子黒板にメモを書き加えていきます。
話合いの中では、迷いも生じます。司会から「近くの人と相談してください」との指示で、近くの児童同士で互いの考えを聞き合います。
黒板記録の子どもたちも、よく話を聞きながら、分かりやすいように記録を工夫していきます。
2つのゲームのどちらかを決めることとなり、みんなの意見が分かれました。
それぞれのゲームのよさを伝えながら、自分の考えを主張していきます。
担任の先生が入り、今回の話合いを進めるにあたっての「大切なことは何なのか」というところに、考える視点を戻し整理してくれていました。
互いの意見は異なりますが、それぞれの意見を尊重しながら、みな、自分の意見をしっかりと伝えていました。
その後、ゲームをどちらかに1つに決めることはできないまま、時間の都合で、この会議を終えることとなりましたが、本時はとてもいい話合いができました。
3年1組の子どもたちは、一人一人の意見にしっかりと耳を傾け、受け止め、尊重しながら、自分の意見も積極的に出していました。仲間一人一人を大切にしていることが子どもたちの姿から伝わってきました。
このよさを活かし、みんなが納得のいく結論を生み出し、新しいお友達も含めて全員が満足できる「みんなのことを知ってる会?」となることを願っています。