学校の様子から(今日の授業の一コマ)
2025年9月2日 10時42分子どもたちは、日々、授業の中で、思考を働かせながら学びを進めています。
思考を働かせる中で、「探る」という場面が多くあります。
今日は、子どもたちの「探る」を視点として、授業の様子を紹介します。
3年生は、国語の「ポスターを読もう」という単元で、いろいろなポスターを読み比べながら、「相手」や「目的」といった視点でポスターについて考え、学びを進めています。
3年2組では、校舎内に掲示されているポスターを探し回り、一つ一つのポスターを見て、どのように工夫されているのなどを探りながら、まとめていました。
3年1組でも、同じ「ポスターを読もう」の単元において、黒板に提示された複数のポスターをみんなで読み比べ、それぞれの印象の違いやその違いが生じる理由について探り合っていました。
2年1組では、国語の「書いたら、見直そう」という単元で、書いた文章を見直しよりよい文章にするために、どの視点で、どのポイントで見ればよいのか、どのように直せばよいのかなど、見方や方法について探り合っていました。
5年1組では、算数の「図形の角」の単元において、五角形の内角の和を求める学習をしていました。
それぞれ、五角形の内角の和を求めるにはどうすればよいのかと、和を求める方法について、友達と探り合っていました。
続いて、一人の子が自分の考えを発表します。言葉で説明する前に、実際に線を描き入れていきます。
他のみんなは、線を描き入れる動きを見ながら、「自分の考えと同じかも」「どうして、そのように線を入れるのだろう」と、発表する友達の考えを探り合います。
線を入れ終わり説明が始まると、「やっぱり同じ考えだ」「そういう方法もあるのか」と、それぞれの考えのよさを認め合っていました。
自分で探ったり、みんなと探り合ったりしながら、思考を働かせることで、思考力が高まり理解も深まっていきます。
今後も学習の場において、じっくりと考えることやそのプロセスも大切にしていきたいと思います。