日誌(今日の記事です) 

道徳教育推進教師による道徳授業

2年生で、道徳教育推進教師による道徳授業を行いました。

「国境なき医師団」を題材に「命」について考える内容でした。

タブレットを活用し、それぞれの考えを交流し合いました。

<内容>

 その病院には酸素ボンベが1本しかなかった。そこへ、母親が「何とかこの子を助けて下さい。」と危篤状態の5歳の息子を連れて駆け込んだ。医師は、その子の状態を見て医師の経験から酸素を吸引させても助かる見込みはないと考えた。母親の前で、その子に酸素ボンベを使ったが、5秒だけ吸わせ「助かる見込みはありません。」と母親の前で酸素を止めた。そして、その子は息を引き取った。限られた酸素を別の助かる見込みのある患者に使うべきと考えたのだ。

 この医師の選択は正しかったのか? これに正解はないが、生徒の皆さんはこの医師の判断に賛成か、反対か、それとも・・・

賛成、反対、中間意見をそれぞれ「青・赤・水色・ピンク」で色分けしそこに自分の意見を貼り付け、オクリンクというソフトを使ってみんなで交流しました。

それぞれの考えや意見を交流することで、生徒たちはいろいろな捉え方があることに気づき、命の大切さについて改めて考えるきっかけとなりました。