日誌(今日の記事です) 

情報収集と対応

・以前勤務していた学校で、水戸への班別学習を行っていた日、ちょうど東海村JCO臨界事故に出くわしました。水戸駅に集合して、いわき駅まで戻る予定だったのですが、特急への人身事故があったとのことで電車が2時間ほど遅れたことになっていました。
しかし、臨界事故については一切情報・連絡がなく、普通に電車に乗って東海村近辺の駅まで進んでいきました。
さて、付近の駅から乗ってきた若者二人が「原発事故があって、小学生が校舎外にでられないらしい」と会話していて、たまたま私はそれを聞きつけました。
そこで、当時詳細はまったくわかりませんでしたが、いやな予感がしましたので、すぐに生徒に東海駅では電車の窓や出入り口から離れるよう、口を何かで押さえるよう指示しました。
結局、東海駅を普通に通過し、いわき駅につくまで車内放送も何もなく、事件を知ったのは帰宅してからの夜のテレビによるニュースでした。
 今は昔より情報伝達が発達していますが、その情報をどう判断どう行動するかは、人です。
 迷うような場面、私は安全な方を選びます。「結局何もなかった」「無駄だった」それでいいと思っています。