いわき市立玉川中学校
Tamagawa Junior HighSchool
対人競技では、目線が大事
・対人競技においては、自分の目線がどこを見ているか、とても大事です。特に団体競技では、敵味方の位置関係をしっかり把握してプレーすることが、勝利につながります。「考えること」もスポーツではとても大事です。
今日は、バスケットボールのディフェンス時の目線を意識した練習メニューを考えてみましょう。
1.アイソレーションオフェンスは、ボールマンの逆サイドに動いて1対1が出来るスペースを作るように動き、攻めます。そのため、練習では1対1として、個人の運動能力を高めつつ、周りの選手がヘルプディフェンスに行きます。ここで、1対1で劣る場合は味方で連係してフリーを作る練習をするのです。
ピックアンドロールは、味方をマークしているディフェンスにスクリーンをかけたあと、ゴール側に走り込みます。ディフェンスのスイッチの動きによってパスを出したり、そのままドライブにいきます。ディフェンスはオフェンスの状況を見て、素早く次の動作に入れるようにします。特にスクリーンの位置は、声を出して常に連携し確認しなければなりません。ゴール下にドライブで入ると、ゴール下に近いディフェンスがボールマンに近づき、ゴール下で簡単にシュートできないように動きます。すると、このディフェンスがついていたオフェンスがフリーになります。
そのときに、フリーの選手にパスをすればシュートにつながります。
ディフェンスは、ヘルプディフェンスに行くとフリーになる選手が出てくるということを理解し、チームでフリーの選手をカバーするようにします。状況によってはマークマンが変わります。
2.目線に気をつけてもみえない部分があります。チームではディフェンスルールを決めてしっかりと共有します。自分たちの動きを映像で客観的に見て、確認するとよいでしょう。特に本校のバスケットボール部(他の部も)に必要なことは、普段の練習から声を出して、状況を共有する、合図などをあらかじめ決めておくといいかもしれませんね。
団体競技での死角は、どの部もチーム内で声を出しあって、死角をなくすように普段の練習メニューでも意識すべきですよ。
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