日誌(今日の記事です) 

歯の治療は、いがいに本校の課題

・本校生徒、大変素直ですが、歯の治療をしていない生徒が多すぎます。たいていこの年頃になると、周囲を気にして給食後、歯を磨いたりするものですが、小さい頃から一緒に生活してきたからか、「歯のよごれ」あまり気にせずに生活しています。
私の同級生には、もう入れ歯の人がいます。私もぎりぎりの状態なんです。

さて、入れ歯になる悲しさはもちろん、虫歯を放置すると・・・・
虫歯を放置すると、歯がどんどん溶けたり欠けていったりしてしまいます。
もちろん途中でひどい痛みもありますが、我慢していると神経がダメになって痛みがなくなるころには、ほとんど原形をとどめていません。これは、歯が抜けたのとほとんど変わらないので、その部分の噛み合わせが合わなくなります。すると、他の歯に余計な負担がかかります。そして、歯並び全体にも影響が出ます。
さらに、放置すると菌が顎の骨にまでいき、炎症を起こします。
歯医者さんがいやだ、めんどうだ、お金がかかるといって、治療をしない人がいます。しかし、そのため手術をしなくてはならない場合もあるのです。
もしも菌が顎の骨に入り込んでしまうと、歯だけでなく顎の骨もどんどん溶かしてしまいますので、治療のために顎の骨を部分切除する手術をするようになり、なんと顔の形も変わってきてしまいます。
さらに、虫歯をあまりにも放置しすぎると、死亡することもあるのです。炎症部分から、原因菌が血液を通して入り込み体内を巡り、心臓や脳に届いて炎症を起こしたりする場合もあるのです。
部活も大事ですが、それよりも一生ものの歯の治療を優先してほしいと思います。