仲間を信じること

「7月29日 水曜日 朝の放送の時間です・

今日も『進んで学ぶ子 礼儀正しい子 たくましい子』( =教育目標 )をめざし、

何事にも 本気で取り組みましょう。」と

放送委員会の子が 今日も きれいな発音で アナウンスをしています。

そして、こう続きます。

「今日のめあては『誰とでも 仲良くする』です。

友達の よいところをたくさん見つけて、

楽しい生活が できるようにしましょう。

( 行事があるときは 行事を告げるのですが・・・)

今日は、特に 予定はありません。

 

これで、朝の放送を終わります。

こちらはSKH、すずかけ子ども放送局です。

担当は、( )年 ( 名前 )でした。」

 

( 行事がないのかあ~ )

ところがです。大休憩の時間。

2校時、6年3組が 音楽で使用していた 第二音楽室に 3年3組の子ども達が入ってきて、

「笛の演奏会」が 開かれたのです。

音楽の時間に学習した曲を含め 3曲の演奏会です。

3年3組の子ども達は きれいな 笛の演奏に うっとり。

演奏後、3年生からの質問・感想です。

「どうしたら そんな きれいな音が 出せるんですか?」

「きれいな音を出すためには 笛を どう吹けばいいのですか?」

6年生からは、

「きれいな音を出すためには、・・・・仲間を信じることです。」

( カッコいい 素敵な言葉が 返ってきました。 ) 

「笛で きれいな音を出すためには・・・・・トゥートゥーと

シャボン玉をふくように やさしく 吹くことです。」

( なーるほど。 技術も 心も 大事なのですね。 )

「とても きれいな笛の演奏を聞かせてくれて ありがとうございました。」

 

それで終わりでなく、6年生が アーチを作って 見送ってくれました。

その後、6年3組の子ども達は 先生を囲んで みんなで 拍手。

満足感 達成感 連帯感 ・・・・・を味わえた瞬間でした。

( この子ども達は、朝の放送で告げられた

 「今日の生活のめあて」を 達成できたようです。 )

( 特に、行事が予定されてなくても 

このような行事が 日常的にが展開されている学校が 平三小なのだと うれしくなりました。 )