青少年健全育成講演会(6年)

5・6校時に、6年生が総合的な学習「自分を見つめよう」の学習の一環として、NPO法人シーエスアールスクエアの理事長、宍戸仙助先生を講師にお招きして講演会を開きました。演題は「東南アジアの子ども達の瞳の輝きに学ぶ」です。

主に、ラオス人民共和国についてのお話です。国旗についてお話がありました。白い丸は月、中央の青は、空と川、上下の赤は建国に向けて無くなった人たちの血を表しているそうです。

ラオスにはたくさんの民族が暮らしているそうです。

ラオスでは、6年生はもちろんそれより下の学年の子どもは水くみや機織りなどいろいろな仕事をするのが当たり前だそうです。

ある兄弟のお話です。

ラップ君が4ヶ月学校に行けなかったわけは? 実はお兄さんが地雷を踏んで指導してしまった事故に遭遇し、ショックを受けてしまったことが理由でした。

ラオスには今でも、人口以上の地雷があり、除去するのに100年はかかるだろうといわれているとのこと。

そんな恵まれない環境の中でも、「瞳」を輝かせて学ぶ子ども達がいます。

ラオスのNGO代表から、日本訪問の際、日本の子ども達へメッセージが伝えられました。それは、「最も大切なことは、勉強することよりも、人の役に立つ人間になることです。」という言葉でした。

講演が終了したあと、クラス毎に2~3人のグループで感想を伝え合いました。

最後に代表児童が、この講演で感じたことを発表して授業は終わりました。子ども達の心の中に、これからの人生を生きていく上で何かしら役立つものがあれば良いなあと願っています。