5月30日 租税教室

6年生の社会科の時間です。

「いわき法人会」から講師の先生をお招きして、租税教室を行いました。

「消費税」や「自動車税」、「軽減税率」など、聞いたことはあるけれどもしっかりと考えたことがなかった「税」について、クイズなども織り交ぜながら説明してくださいました。

目玉は模擬紙幣による「1億円」。重さはなんと10キログラムにもなるそうです。

後半はアニメ物語の視聴です。税金のなくなった世界を疑似体験しました。税金がなくなると一見いいように考えてしまいますが、道路や橋、公園などが維持管理できなくなってしまうこと、信号もなくなり事故の増加が心配されること、消防車や救急車の出動には実費請求がされてしまうことなど、より大変な世界になってしまうことを分かりやすく学ぶことができました。

もしかすると児童が社会に出るころは、現在の貨幣制度は電子マネーに置き換わっているかもしれません。

税金を払っているという実感や、その税金がふさわしい使われ方をされているかについての興味を持つことは大切なことです。今日がそのきっかけになればと思います。