5月29日 租税教室

国民の三大義務の一つに「納税」があります。平成元年の消費税導入以降、小学生にとっても「税」というものが身近なものになりました。しかし、収めた税がどのように使われているのかを考える機会はあまりありません。今日は「いわき法人会」の方々による「租税教室」に6年生が参加しました。

アニメ物語を視聴し、「税金のない世界」について疑似体験をします。

「税金のない世界」では、家庭ごみが回収されずに町中ゴミだらけになってしまったり、道路や橋が修繕されず荒廃したり、家が火事になってしまった場合に消火にかかる費用が請求されてしまったり・・・と、考えさせられる内容でした。

納めた税が大切な使われ方をしていることに気づく、よい機会となりました。

 

そして定番の「一億円ってこんな大きさ!」のコーナーです。見本ではありますが、実際のサイズ、実際の重さ(10㎏になるそうです)を一人一人が体感することができました。

最後の質問コーナーでは、児童から「所得税って、一人当たりいくらくらい納めているんですか?」という質問も。人によって違いがあるので、具体的な数字は出されませんでしたが、もしかすると今日あたり、帰宅後にお子さんから話題が出るかもしれません。せっかく税について興味を持ち始めましたので、その場合は答えられる範囲で話してあげてください。そして、税の有意義な使われ方について一緒に考えてあげてください。