こんなできごとがありました

小川江筋補修工事見学【2回目】(4年)

今日は4年生が、2回目の小川江筋の補修工事見学をさせていただきました。前回は工事が始まったばかりの頃。今回は補修が済んだ後の様子を見学させていただきました。(※前回の見学の様子はこちら)(※補修工事に関する他の学年の学習の様子はこちら)

今日も、いわき農林事務所や工事会社の方にご協力をいただきました。今回もありがとうございます。

早速、小川江筋へ。なんと今回は、特別に工事会社の方が子どもたちのために階段を用意してくださっていました。4年生は、この階段で普段は下りられない小川江筋の水路に。(※今回は特別に入らせていただきましたが通常は絶対に入ってはいけません)

これが補修後の小川江筋。土足で足を踏み入れるのがはばかられるかのようです。

その水路で、補修工事の過程についての説明を聞きました。

工事の様子を記録した写真も用意していてくださり、どのように工事が行われてきたが一目で分かりました。

壁面は、古い壁の上に厚さ1cmの新しいコンクリートを乗せたそうです。

固いコンクリートだけではなく、一部はゴムやスポンジのような素材も使われていると分かりました。

「走ってみたい」という4年生も。きれいに伸びる水路を見ると、確かに走ってみたくなる気持ちも分かります。ちなみに底面は、ざらざらになるように加工が施されていて、点検などで入った人がすべらないようにしているのだそうです。様々な工夫がされているのですね。「持久走記録会をここでやりましょう」との大胆なアイデアもありました。

 

さて、今日もたくさんの学びがあり、水路を歩くという貴重な体験までさせていだきました。この貴重な学習を通して、300年以上も大切に守られ、地域の農業や生活を支えてきた小川江筋に対する関心が、これまで以上に高まったのではないかと思います。

工事期間中にもかかわらず、子どもたちのために、このような見学の機会を設けてくださり、さらに階段や写真資料まで用意してくださった、いわき農林事務所と工事会社の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。