中央台南中学校 Chuodaiminami Junior High School
9月18日(日)、男子卓球部の三送会(三年生を送る会)が行われ、6月の中体連市大会をもって引退した三年生が、久々に全員集合しました。
【第一部】は、学年の垣根を越え、5人5チームに分かれての『チーム戦〜Mリーグ〜』。
お互い多少体が鈍った(?)3年生同士の試合や、1年生が成長した姿を見せつけた試合、3年生を混じえたダブルスの試合など、見所満載なチーム戦になりました。
【第二部】は、1・2年生(13人)対3年生(13人)の『新旧戦』。
エース対決や部長対決、真の「匠」対決(?)など、面白いカードがたくさんありました。
結果は10対3で1・2年生チームの勝利。
後輩達の著しい成長を感じました。
【第三部】は、卓球部では恒例のチャレンジ企画『的当てスマッシュ』。
卓球台に置かれた3つの的を目掛けてスマッシュ。
三年生全員が挑戦し、盛り上がりました。
最後は、三年生全員からのメッセージ、後輩達からの色紙や記念品の贈呈、新部長からの贈る言葉などがあり、とても温かい会になりました。
あっという間の2年半でした。
コロナ禍の始まりとともに南中に入学し、そして卓球部に入部。
休校になったり、練習時間や練習方法に制限があったりで、全く先が読めない状態で、部活動が始まりました。
いつ行われるか分からない大会に向けての練習の日々。
モチベーションの糸がいつ切れてもおかしくありませんでした。
結局一年生の頃は、一度も大会に参加することなく、全員が大会に出られたのは二年生の11月27日。
昨年や一昨年前の先輩は、大会で勝つ楽しみや、負ける悔しさを知ってからのコロナ禍。
しかし、この代は、大会のイメージすら分からずに一年半を過ごしました。
最近は、少しずつ状況も緩和され、今の1、2年生は、大会や練習試合にもたくさん参加でき、充実した部活動を取り戻しつつあります。
ただし、そういう思いで取り組める背景には、今の3年生が味わってきた過酷な我慢の期間があったからだということを決して忘れてはいけません。
当たり前に出来ることに感謝の気持ちを持って部活動を楽しむことが、3年生への恩返しだと思っています。
これまで支えて下さった保護者の皆様におかれましては、感謝の気持ちでいっぱいです。
お子さんの勇姿を見せる機会が少なく、心苦しい思いでしたが、最後に楽しそうに卓球に打ち込む姿をお見せ出来て、良かったと思います。
今後は、部活動で培った忍耐強さを武器に、受験を戦い抜くお子さんのサポートをどうかお願い致します。
3年生の皆さん。これまでお疲れ様でした。
そしてありがとう。