こんなことがありました。

中学生語り部実施まであと3週間~いわき震災伝承みらい館で研修

 昨年度の震災・復興学習がきっかけで 「中学生語り部講座」を8月4日(日)にいわき震災伝承みらい館で実施 することが決まった南中の2年生。語り部として講座を行う本番まで3週間となったこの日、3人は会場となるいわき震災伝承みらい館を訪れました。 

 まずは 9か月ぶりに展示を見学しました。初来館の時から様々な学習をしてきたこともあって、展示物や説明の内容もより説得力のあるものに感じたようです。 

 続いて 語り部の方の講話を聞かせていただきました。毎回それぞれ異なるテーマで講話が行われているのですが、この日の語り部は、震災当時FMいわきでお仕事をされていた櫛田さやかさん。生徒たちと同じ年齢のお子さんがいるということで、家族がどのような思いで生まれたばかりの自分たちを育ててくれたかを知りました。 

 その後、語り部を担当する際に参考にさせていただくために、実際に語り部を務めている方々からそれぞれの思いをお伺いしました。「中学生の世代の自分たちが感じたことやできることを、自分たちの言葉で伝えたい」…そのような思いを強くしたようです。 

 すると2時間の研修が終わった帰り際に「いわき語り部の会」の大谷会長と話していると、思いがけない驚きの事実が…。その内容も語り部講座実施の際に盛り込まれる予定です。

 これから夏休みにかけて、資料を揃えたり発表の骨子を作成して、学校および伝承館でのリハーサルを経て語り部講座当日を迎えます。あと3週間、しっかりと準備していきましょうね!