「放送委員会企画『卒業生インタビュー』今日は、今まで紹介できなかった後輩からのメッセージをお伝えします。」
(1年男子)「蛭田 竜矢先輩へ。僕は、文化祭で見たクリーンジャーのクリーンレッド、完璧なダンス、という先輩のすばらしい個性に憧れています。そして先輩のように、面白い先輩になれるように頑張りたいです。先輩も、これからの人生、そのままの個性で歩んでいってください。応援しています。大好きです。」

(2年男子)「志賀 大悟先輩へ。先輩とは小学2年生の頃からずっと一緒にいました。暇な日や学校終わりはすぐに家に帰って一緒に遊んでいました。中学校に入ってからも本当にずっと遊んでいた先輩には感謝しかありません。別の部活動ではありましたが、大会の前には『応援してるぞ。』と声をかけてくれました。高校に行ったらしばらく会えないですが、すぐに追いかけていくので待っていてください。本当にありがとうございました。」
(2年女子)「蛭田 寧々先輩へ。3年間お疲れ様でした。普段の生活でも、いつも笑顔で話しかけてくれて、とてもうれしかったです。責任感が強くてとても頼りになりました。ありがとうございました。高校でも頑張ってください。」

きつねうどん (ソフトめん) 大根とうずら玉子の鶏がらスープ煮 牛乳 イチゴ
チーズ小魚
保健給食委員会より
「イチゴは今が旬です。いわき市でもたくさん栽培されています。もともとは江戸時代にオランダから伝わり、日本では鑑賞用とされていました。眺めるだけなんてもったいなかったですね。食べられるようになったのは今から110年前の明治時代。それからどんどん品種改良されて甘くなっています。いちごのビタミンCで元気に過ごしましょう。 」

三年生が、お世話になった先生方へ、一人一人がメッセージを書いて色紙を作成しました。メッセージには感謝の言葉が綴られています。先生方は、授業の終わりや、職員室で三年生から手渡されました。私、校長は、最後ということで、本日3年生の教室に招かれ、色紙を頂きました。有り難いことです。大切に飾っておきます。
メッセージには、改めて、素直で何事にも一生懸命な三年生の人柄が感じられます。


6校時、卒業式全体練習の時間に、東日本大震災の追悼集会を、全校生、教職員で行いました。最初に、校長から話をさせていただきました。
「 東日本大震災から8年が経ちました。
皆さんは、あの大きな地震の揺れを覚えていますか。数十mを超える津波が今まさに町を襲っているというテレビのアナウンスと映像を覚えていますか。
あの福島第一原発が爆発し、白い粉塵があがった映像を。
小さい子をどうやって放射能から守ろうと、悲壮な思いの大人達の表情を。
いわきにいるべきか、避難するべきか家族で決断を迫られる大人達の会話を。
なぜよりによってふるさと福島でこんなことが。フクシマは世界中の人が知るワードになってしまいました。
今では、何とか平穏な生活が送れるようになっています。それとともに、あの多くの命を奪った震災が過去のものになってしまいがちです。
しかし、津波にのみ込まれ、未だに家族が捜索している人がいます。ふるさとに帰れない人たちがいます。家族がバラバラになってしまった人たちがいます。母校に一度も入ることのない小中学生がいます。ふるさとに帰ることを諦めた人たちがいます。
私達は、伝えていきましょう。大切な家族に、愛する子や孫に。地震や津波で、突然命を奪われた人々、家族を失った人々のことを。原発事故で、ふるさとに戻れない人々のことを。
自然災害の恐ろしさと、身を守るための備えと心構えを。そして、科学が人々を苦しめることなく、人類の平和と発展に使われている社会を皆で作ることの大切さを。
2011年 3月11日 午後2時46分 東日本大震災の発生です。
亡くなられた多くの方々の魂が、安らかに眠れますように、皆さん一緒に黙祷しましょう。」
このあと、全校生、教職員が、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、黙祷を行いました。


卒業式を二日後に控え、最後の全体練習を行いました。
教務主任の北原 亮嗣 先生が全体指揮です。「今日はやり直しはしません。一回で決めましょう。」卒業生入場、卒業証書授与、記念品授与、送辞、答辞、そして式歌と、まるで本番のような緊張感の中で練習が進みました。3年生も、1,2年生も、大変真剣に取り組んでいました。今までの練習の積み重ねがしっかりと身についた堂々とした動きでした。後は式本番を迎えるのみです。
練習の終わりに、生徒指導の比佐 哲先生からお話がありました。
「卒業式では、在校生から卒業生へ、個人的な花束やプレゼントはしないようにしましょう。卒業生全員が主役ですから。もらう人もらわない人がいるのは変ですよね。それから、記念にと、卒業生からボタンやネームなどもらわないようにしましょう。卒業生は、高校の合格発表やオリエンテーションは制服着用ですから。」
皆一緒に同じ思いで、卒業を祝福しましょう。



「放送委員会企画『卒業生インタビュー』今日は、特設駅伝部部長、小野真吾さんです。
三年間で一番印象に残っていることは何ですか?」
真吾くん:「三年生の駅伝のときに、たくさんの人が入部してくれて、皆で切磋琢磨しあい、中体連駅伝大会に臨めたことです。」
「駅伝部部長として、一番大変だったことは何ですか?」
真吾くん:「三年生のときの夏休みに、とても暑くて、皆が熱中症にならないか心配しました。とても大変でした。」
「駅伝部部長として、一番うれしかったことは何ですか?」
真吾くん:「最後の中体連駅伝大会で、皆の大声援を受けて走れたことと、チーム全員が一致団結して練習に取り組めたことです。」
「後輩に伝えたいことは何ですか?」
真吾くん「体を動かすことは大切なので、日々の体力向上に本気で取り組んでください。」
「あなたにとって上遠野中とは何ですか?」
真吾くん:「自分を成長させてくれた、唯一無二の場所です。」
「後輩からのメッセージです。」
(1年男子)「真吾先輩には、野球部で、勇気づけてもらったり、守備の技術を教えてもらったりしました。ありがとうございました。」
(2年男子)「初めて野球部でキャッチボールをしたとき、とても肩が強くてかっこよかったです。憧れの先輩のプレーをまねしたいです。2年間ありがとうございました。」

<中学3年生応援献立 ☆祝卒業☆>
なめこと野菜のみそ汁 とりつくね ツナごはん 牛乳 ミカンクレープ
保健給食委員会より
「給食センターでは、人気のメニューで中学3年生の門出をお祝いします。人気メニューはいろいろありますが、給食センターでは『ツナごはん』にお祝いの気持ちを込めてお届けしましとのことです。デザートには『ミカンクレープ』をどうぞ。デザートには、ご褒美という意味もあるそうです。3年生の皆さんの今までのがんばりにおいしいデザートをどうぞ。」

卒業を控えた三年生が、お世話になった校舎に感謝を込めて、愛校清掃を行いました。「清掃」は「あいさつ」「時間」とともに、生徒会伝統の柱です。三年生はより一層心を込めて校舎をきれいにしていました。
