2019年4月の記事一覧
教頭実務研修①
4月25日(木)教頭実務研修①を開催いたしました。
新任・転入された教頭先生29名の参加で行いました。
はじめに、平第一小学校長 様より、「教頭の在り方について」これまでのご経験をもとにしながらご講話いただきました。参加者からは、「教頭としての心構えや考え方について、具体的に学ぶことができた」「先生方がいきいきとできる職場作りをめざしていきたい」などの感想が上がり、今後の業務への参考となる研修であったことがうかがわれました。
続いて、「文書管理・管理全般について」を学校教育課管理主事より講義いただきました。文書管理を基本から丁寧にご指導いただきました。
さらに「いわき市の教育とその課題」を学校教育課長よりご講話いただきました。教育施策にもとづいてわかりやすくご講義いただきました。
最後に、「いわき市総合教育センター事務について」センター指導主事より説明しました。
ご講義・ご講話いただきました先生方、本当にありがとうございました。
教頭先生方には、本日の研修を活かしていただければありがたいです。
経験者研修Ⅲ 全体研修
23日(火)は、学校を牽引するリーダー教員としての果たすべき指導的役割を再認識し、実践的指導力と資質の向上を図ることを目的に、経験者研修Ⅲ全体研修を実施しました。参加したのは、教職経験を20年積んだベテランの先生方です。
研修会では、まず総合教育センター所長が「教職経験20年教員としての心構え」について講義を行い、学校の中で影響力の大きい立場であることを自覚するとともに、社会の変化に合わせてこれからも研修を重ねていく大切さについて再認していただきました。
続いて「教職経験20年教員としての課題の解決に向けて」というテーマで、研修調査室指導主事による協議・演習を行いました。受講した先生方は、教員として20年間で積み上げてきた自己の「強み」に目を向けるとともに、課題についても謙虚に捉え、今年度の研修計画づくりに取り組みました。後半は課題解決に向けて具体的な方策をグループで検討し、豊富な経験からアイディアを出し合いました。
また、各校のOJTの充実へ向けて今年度から導入した「研究推進研修」の進め方についても確認し、1年間の研修の見通しを持ちました。研修の感想と合わせて、成果物もぜひご覧ください。限られた時間の中でここまで仕上げられた先生方の力、さすがベテランの先生方です。
【受講者の感想】
・20年を経過し、学校や地域に求められているものが多くなってきているので、自校の先生方をリードするよう心がけるとともに、指導的立場にあることを自覚し、若い先生方の模範となるようにしたい。
・経験のある者として広い視野を持って取り組むことで、自分の力を高めていけるよう向上心を持って取り組みたい。
・ワークショップで実効性の高いいくつかのアイディアを他の先生方からいただいたので、すぐにでも実践していきたい。
ミドルリーダー養成研修-全体研修
4月22日(月)、ミドルリーダー養成研修の全体研修が実施されました。本年度、教職経験15年を経て本研修に取り組む先生方は、18名となります。
まず所長から「教職経験15年教員としての心構え」について講義がありました。次に学校教育課管理主事より「教職員としての服務・勤務」について講義がありました。演習も取り入れられ、具体的な事例を通して学ぶ姿が見られました。
その後「ミドルリーダーとしての課題解決に向けて」について講義・演習を実施しました。まず学校を取り巻く現状や、教職員としてのステージを確認しながら、自分の役割を認識しました。その後、自校の強みと自分の強みをどう生かして課題解決に当たるか、演習に取り組みました。
受講者からは「ミドルリーダーとしての役割を自覚し、学校運営に当たっていきたいです」「自校の強みや課題を把握したので、具体的な行動改善に移していきたいです」「課題解決のためには、全職員での共通認識が大事であると感じました」等の感想が寄せられました。
本日の研修に基づき、1年間の研修を進めていくことになります。課題解決が図られる事を期待しています。
初任者研修 一般研修
春風に桜吹雪が舞う、暖かい一日となった18日、今年度初めての初任者研修が実施され、59名の先生が参加しました。
センター所長の講話では、教師としての心構えについて、続く学校教育課管理主事からの講義では教職員としての服務と勤務についての話がそれぞれありました。参加した先生方は大変熱心にメモをとりながら研修を受けていました。
今年度採用の先生方の、社会人として、教師としての第一歩が始まりました。先輩の先生方も、誰もがはじめは初任者でした。多くの経験や、時に失敗を乗り越えながら、しなやかに、たくましく成長していけるよう、応援しています!
総合的な学習担当研修
4月16日(火)、総合的な学習担当研修を実施しました。今年度、体験型経済教育施設Elemでの学習を実施する、市内小学校62校、中学校38校の先生方が参加しました。
まず「いわき市キャリア教育概論」を、総合教育センター指導主事が行いました。キャリア教育の根幹となる部分について、学習指導要領や「未来をつくるいわきの学校教育ABCプラン」に基づき整理しました。また、スチューデント・シティ(SC)やファイナンス・パーク(FP)の指導について、配布資料に沿って確認しました。
続いて、ジュニアアチーブメント日本の佐川秀雄先生を講師として「キャリア教育の推進」について研修を進めました。SCやFPについて、動画なども交え具体的な姿をとらえることができました。また、事前指導を進める上で大切にしたいことなどもお話しいただきました。
研修者からは、「SCからFPまでのつながりを意識して事前指導に当たりたいです」「キャリア教育の重要性を再確認できました」「選択や意思決定など、日常の学校生活でも大切にしていきたいです」等の感想が寄せられました。
5月から、体験型経済教育施設Elemでの学習がスタートします。本研修を生かし、総合的な学習の時間を充実させると共に、児童生徒のキャリア発達を促していただきたいと思います。