2019年4月の記事一覧

新任等常勤講師研修

4月8日に新年度がスタートしたばかりですが、4月11日に早速、新任等常勤講師研修が行われました。参加されたのは、経験2年未満の常勤講師の先生方です。今年の春に大学を卒業して講師になられた先生方も多く、研修会場は若々しさに満ちあふれていました。

初めて教師になられた先生がほとんどですので、研修では「教師としての心構え」「教職員の服務と勤務」「特別支援を要する児童生徒への対応」「生徒指導の充実に向けて」「授業の進め方(養護教諭は保健室経営のすすめ方)」について講話・講義を受け、これから小中学校で勤めていく上で大切なことを、一つ一つ確認しながら研修を進めました。

 

参加された先生方からは、「感化する力という言葉がとてもいい言葉だと思った。自分自身まだまだ成長しきれていない部分がある中で、こんな先生になりたいとイメージできたことがとても良かった」「普段、自分が気づけない部分などを、授業例や他の先生方との話し合いの中で学ぶことができた。チェックシートなどを活用し、自分に足りない部分を確認し、向上心を持って日々の授業に取り組みたい」「自分が不安に思っていた授業についてや児童・保護者との関わりについての解決策を具体的な例をまじえながらご指導していただいたのでとてもよい研修だと感じた」「生徒の健康を第一に考えて、健康診断を円滑に進められるよう、準備をしっかりと行い、適切に実施できるようにしたい」などの感想が見られました。今回の研修を生かして、自信を持って授業や学級経営に励んでいただきたいと思います。

「平成31年度 部活動指導者研修」を実施しました

 

 4月10日(水)は「部活動指導者研修」を実施しました。本研修は全国的に部活動運営の見直しが進んでいる状況を踏まえて今年度開設しました。市内小学校10校、中学校は全39校から担当者が出席しました。市教育委員会が昨年11月に発行した「いわき市立小中学校部活動運営方針」(以下「部活動運営方針」)について理解を深め、各学校の部活動運営方針に基づき、安全かつ効果的な部活動運営を行うためにはどうすればよいかを考えました。

 初めに「効果的な部活動運営」について、学校教育課指導主事が講義・協議を行い、今年度から運用する「いわき市立小中学校部活動運営方針」について細かく読み込むとともに、部活動運営の見直しが求められるようになった歴史的背景等についても触れ、受講者は同方針の趣旨の理解を深めました。

 後半は、「熱中症の防止」について、市保健所地域保健課保健技師が講義・演習を行いました。昨年の猛暑の経験から、暑い時期を迎える前に「熱中症予防」に備えるとともに、“もしも熱中症が発生した場合”の対応について研修しました。

 なお、市教育委員会では、本研修の受講内容について校長先生への復命はもとより、勤務校の先生方で共有していただくようお伝えしています。

【受講者の感想】

○ 市内各校へ一斉に同じ通知が出されているので、各校でしっかりきまりを守って実施されると良い。

○ 今まで大会の結果でよい成績を取りたい、生徒にも厳しい練習でも日々練習すれば喜びが生まれるという気持ちで取り組んできたが、本当にそれがよかったのか、考える機会になった。

○ もう一度原点に戻って「誰のための部活動なのか」みんなで考えなければならないと思う。

○ 夏休み中には、冷房等のない室内・体育館等で練習しているので、熱中症対策をしていく。

○ 他校の担当者と情報交換やより深く考える機会になり、有意義な研修会であった。

○ 教員の部活動に対する価値観を変えていく資料として、学校へ戻って伝達を必ず行っていきたい。また、保護者への説明資料としても活用していきたい。

 

学校司書研修①

小中学校の入学式が行われた4月8日、センターでは学校司書研修①を実施しました。昨年度同様、42名の学校司書が市内全ての小中学校図書館の整備や読み聞かせ、授業支援を行います。

  

全校配置になって今年度で4年目に突入するということで、読書センターとしての役割だけでなく、学習・情報センターとしての役割を果たせる図書館・学校司書となり、子どもたちの学びをサポートしていきたいと考えています。センターホームページ上でも、研修の様子や実際の授業支援の実践例などをご紹介していきますので、是非ご覧ください。